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ウェザーニュース

花粉|暖冬の影響はあった?
今年の特徴と今後の予想

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[8日(金) ウェザーニュース]現在、九州北部ではヒノキ花粉のピークに突入しており、西〜東日本での広いエリアでもピーク目前。
これまでの花粉の特徴とシーズン終了の予想を解説します。

「暖冬」の2つの影響

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全国のウェザーニュース会員からの報告(1/9)

暖冬で微量な花粉が早めに飛散

この冬は12月〜1月上旬に平年よりも暖かい日が多く、暖冬傾向となりました。
この暖かさに誘われ、極少量のスギ花粉が昨年よりも早い時期から飛散。

花粉症のウェザーニュース会員からは、例年、症状報告が届かない1月上旬に「花粉を感じた」という報告が届き始めました。

暖冬は休眠打破を妨げる!
シーズン開始は例年どおりに

花粉の雄花は、12月や1月の「寒さ」で休眠から目覚め、1月下旬や2月上旬の暖かくなったタイミングで一気に飛散します。
ほとんどの雄花は暖冬で逆に休眠打破できず、1月下旬の強い寒波でようやく目覚めることに。
その結果、一部の花粉の飛び始めは例年より早かったものの、その数はなかなか増えず、花粉シーズン開始は平年並となりました。

ただ、敏感な方にとっては、今年は「ダラダラと長く続く花粉シーズン」のようです。

今後の花粉飛散予想

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4月いっぱいは対策を!

スギ・ヒノキ花粉の飛散終了時期は、九州北部と四国では4月下旬、その他の多くの地域では5月上旬になる予想です。
4月は平年より暖かい日が多くなるため、平年(※)並かやや早めに終わる見込みです。
※2008年〜2015年の平均

また、これまでの飛散量から算出した今シーズンの花粉飛散量は、東日本を中心に昨年より少ない傾向ですが、近畿・中国・四国・九州南部では昨年並、九州北部では昨年の約1.5倍となりそうです。

晴れた日や、風の強い日等などを中心に、4月いっぱいはしっかり花粉対策をすることをオススメします。

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