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2011年09月11日

大震災から6カ月…この記憶、風化させない
「津波で流された地区は…原野とブロック造りの居宅と瓦礫の山だけ…(>_<)着実に一歩ずつ復興への道のりを歩んでます。
決して風化させないように…(>_<)
『頑張れ』とは…言わない!お互いが出来る範囲内で…復興に向けて歩んで行きましょうね。」(岩手県大船渡市 9/11)

震災からちょうど半年となった今日は、雲が広がり、宮城県内は雨が降りました。まるで涙雨…。明日は、日差しが届き、ムシムシと夏のような暑さになります。夕方からは雷雨の可能性があるので、屋外作業は暑さ対策とともに雨対策の準備を。
◆満潮時の注意
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きく沈みました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、一層の注意が必要です。15(木)頃まで大潮です。

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

5~6月に実施した「東日本大震災津波調査」の調査結果を発表しました。津波の時、避難行動に生死を分けた何かがあったのか?皆さんの体験談とともにご覧ください。東日本大震災 津波調査結果発表

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
◆引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
◆小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
◆現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】
【11(日)夜】
県内全般に、主に南から風が吹きます。

【12(月)昼】
浜通りや中通りは南からの風、会津は北西からの風が吹きます。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。