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2011年08月06日

遠くから願い届け!
「オーストラリアの子供たちから千羽鶴とメッセージが届きました。
『いろんなニュースを見ました。みんなとみんなのご家族はごぶじですか。天気はどうですか。さむいですか。オーストラリアのみんなは名取のみんなのことをしんぱいしています。おからだをきをつけてください。』
以前、来日したオーストラリアの子供たちが、慣れない日本語で一生懸命に書いた心のこもったメッセージです。」(宮城県名取市 8/5)

土曜日は蒸し暑さが続き、昼間は電力使用量が増え、余力が厳しい状態になりました。日曜日も暑くなります。電力使用量を確認しながら、濡らしたタオルを首に巻いたり、工夫して暑さ対策を。また日曜日もにわか雨や雷雨に要注意です。
◆大潮時の注意
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きく沈みました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、一層の注意が必要です。

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
◆引き続き、震度5以上の余震に注意
余震は収まっていく予想ですが、巨大地震であったため、今後も震度5以上やM7クラスの大きな余震に警戒が必要です。
◆小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
◆現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。

【福島原発周辺の風向き】
【6(土)夜】
浜通りは陸から海へ吹く風です。中通りは主に南から北の風、会津は主に西からの風が吹きます。

【7(日)昼】
浜通りは海から陸へ吹く風です。中通り、会津は北から南へ風が吹きます。

1時間ごとの風向きは、ピンポイント天気でご確認頂けます。
◆5~6月に実施した「東日本大震災津波調査」は現在、集計中です。集計が終わり次第、結果を発表いたします。多くのご協力、ご回答ありがとうございました。