気象庁の火山解説
火山活動の状況
阿蘇山では、4日11時50分頃から火山性微動の振幅が増大し、中岳西山腹地震計の南北動成分で1分間平均振幅が2.5マイクロメートル毎秒を超えました。その後も振幅の大きな状態が継続していましたが、6日08時30分頃から小さくなり、1.0マイクロメートル毎秒を下回る状態で経過しています。
7日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり200トン(前回(6月18日)600トン)と少ない状態でした。
監視カメラによる観測では、本日は白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線において、2024年10月頃から縮みの傾向が見られています。
阿蘇山では、火山活動が高まっていることから、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあります。
7日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり200トン(前回(6月18日)600トン)と少ない状態でした。
監視カメラによる観測では、本日は白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線において、2024年10月頃から縮みの傾向が見られています。
阿蘇山では、火山活動が高まっていることから、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあります。
防災上の警戒事項等
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。