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東北の雨はいったん弱まる
引き続き土砂災害や河川氾濫に警戒を

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2024/07/26 12:08 ウェザーニュース

山形県に発表されていた大雨特別警報は今日26日(金)の朝、警報に切り替えられました。

東北地方では雨のピークは越えているものの、土砂災害や河川の洪水などの危険度は当面高い状態が続くため警戒を続けてください。
» 現在の土砂災害危険度

東北日本海側で記録的な大雨に

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東北の日本海側では今日26日(金)の朝にかけて記録的な大雨となり、山形県内では24時間降水量が400mm近くに達しているところがあります。

激しい雨はいったん落ち着いていますが、夜にかけて再び強まることも考えらます。
» 雨雲レーダー

地盤が緩んでいることにより土砂災害の危険度も高まっています。
市町村から発表される避難情報をよく確認し、傾斜地など土砂災害の発生するおそれのある地区には近づかないようにしてください。
» 警報・注意報の発表状況

また、山形県や秋田県を中心に、これまでに降った雨により河川が増水しています。
すでに氾濫が発生した河川もあり、普段より水位が高く、流れも速くなっていますので、決して様子を見に行ったりしないでください。

浸水しているところでは道路と川の境がわからなくなるなど大変危険です。雨が弱まった後も油断はできません。
» 河川水位・ライブカメラをアプリで見る

明日以降も大雨のおそれ

明日27日(土)から月末にかけても、東北日本海側や新潟では雨の降る日が続きます。梅雨前線の活動が活発で、再び大雨となるおそれがあります。

この先しばらくも、土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水に警戒が必要です。
» GPS検索 ピンポイント天気予報

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
a_kifoさん