ハロも同時に出現
大阪府や奈良県を始めとした近畿の広い範囲で、水平に伸びる虹色の帯がみられています。環水平アークと呼ばれる現象で、太陽の下側の少し離れた所に水平に伸びるのが特徴です。奈良県平群町で撮影された写真の上部にはハロ、下部には環水平アークがはっきりと写っています。
環水平アークは太陽高度が高い時にしか見ることができず、初夏から秋のはじめにかけての昼前後に現れます。
近畿地方には上空の強い風の流れに沿って、氷の粒で形成された薄い雲が広がり、この薄雲によってハロやアークなどの光学現象が形成されました。
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光学現象が現れた後に雲が厚みを増すと天気が下り坂に向かうことが多くあります。今回は一時的に広がった薄雲とみられ、すぐに天気が崩れることはない見通しです。
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環水平アークは太陽高度が高い時にしか見ることができず、初夏から秋のはじめにかけての昼前後に現れます。
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