国内:庄内地震の震源近くでM4.0の地震
11日(火)9時58分頃、山形県庄内地方を震源とするマグニチュード4.0、深さ18kmと推定される地震が発生しました。この地震で山形県酒田市、庄内町、遊佐町、真室川町、鮭川村、戸沢村で最大震度2を観測しています。
山形県庄内地方を震源とする有感地震は昨年9月以来9か月ぶりで、地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
山形県庄内地方では1894年にマグニチュード7.0の庄内地震が発生し、大きな被害をもたらしました。この地震を引き起こしたのは庄内平野東縁断層帯と考えられていて、今回の地震はこの断層帯の活動領域に近い所で起きています。
政府の地震調査研究推進本部は庄内平野東縁断層帯が30年以内に活動する確率を算出し、断層帯北部はマグニチュード7.1程度がほぼ0%、断層帯南部はマグニチュード6.9程度がほぼ0〜6%としています。
断層帯が活動した場合、規模はそれほど大きくないものの、陸域の浅い地震ですので最大震度6強以上の強い揺れが想定されます。定期的にハザードマップなどをご確認ください。
山形県庄内地方を震源とする有感地震は昨年9月以来9か月ぶりで、地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
山形県庄内地方では1894年にマグニチュード7.0の庄内地震が発生し、大きな被害をもたらしました。この地震を引き起こしたのは庄内平野東縁断層帯と考えられていて、今回の地震はこの断層帯の活動領域に近い所で起きています。
政府の地震調査研究推進本部は庄内平野東縁断層帯が30年以内に活動する確率を算出し、断層帯北部はマグニチュード7.1程度がほぼ0%、断層帯南部はマグニチュード6.9程度がほぼ0〜6%としています。
断層帯が活動した場合、規模はそれほど大きくないものの、陸域の浅い地震ですので最大震度6強以上の強い揺れが想定されます。定期的にハザードマップなどをご確認ください。
世界:中米の沖合でM5.7の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。最も規模の大きな地震は南極海で発生したマグニチュード6.0です。
今回は中米の沖の太平洋で発生した地震に注目します。日本時間の12日(水)昼前に中米・メキシコの沖合を震源とするマグニチュード5.7、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは横ずれ型で、震源が陸地から離れた所で、規模がそれほど大きくなかったため、揺れによる影響はなく、津波は起きていません。
震源は太平洋プレートとココスプレートの境界付近で海嶺が形成されている領域で、発生する地震の大半は横ずれ型です。
今回は中米の沖の太平洋で発生した地震に注目します。日本時間の12日(水)昼前に中米・メキシコの沖合を震源とするマグニチュード5.7、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは横ずれ型で、震源が陸地から離れた所で、規模がそれほど大きくなかったため、揺れによる影響はなく、津波は起きていません。
震源は太平洋プレートとココスプレートの境界付近で海嶺が形成されている領域で、発生する地震の大半は横ずれ型です。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。