九州、四国で30℃以上の真夏日　関東や東海や少し暑さ和らぐ

熊本などで33℃を超える暑さ

日本海に中心をもつ高気圧が日本付近を覆っていて、西日本から東日本、東北にかけては晴れて日差しがしっかりと届いています。北から冷たい空気が流れ込んできたため、関東や東海などは昨日ほど気温が上がらず、暑さが和らぎました。

昨日は34℃に達した群馬県桐生市は30.3℃に留まり、東京都心は25.8℃、名古屋市は28.0℃など軒並み昨日よりも低い気温です。この時期としては強い寒気に覆われた北海道は肌寒い一日で、札幌市の最高気温は13.1℃となっています。

一方で暖かな空気が残った九州や四国は気温が上昇、最高気温が30℃以上の真夏日の所が多くなりました。全国で気温が最も高い熊本県あさぎり町・上では33.3℃、熊本市で33.0℃、高知市では30.7℃を観測しています。

明日は北日本で気温が上昇

明日26日(日)は高気圧が本州の東の海上に中心を移し、日本付近には南から暖かな空気が流れ込みやすくなります。西日本は今日に比べると雲が増えるものの気温は高く、福岡市で最高気温31℃を予想するなど、真夏日の所がある見込みです。

関東、東海は雲が多めながらも25℃は上回る見通しで、湿度が高くなる分だけ少し蒸し暑さを感じるかもしれません。

北日本は気温が上昇し、特に北海道は今日よりも大幅に高くなります。札幌市の最高気温は今日に比べて10℃高い23℃まで上がる見込みです。
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