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気象庁1か月予報
全国的に暑さ続く 西日本は太平洋側ほど雨が多く

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2024/04/18 15:29 ウェザーニュース

今日18日(木)、気象庁は4月20日から5月19日の1か月予報を発表しました。この先も全国的に気温の高い傾向が続き、特に晴れた日は熱中症に注意が必要です。天気は周期変化ながら、西日本は太平洋側を中心に雨が降りやすくなります。

4月下旬は特に季節先取りの暑さに注意

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この先1か月の気温
この先1か月も低気圧や高気圧が交互に通過して、日本付近の天気は春らしく周期変化します。上空は暖かな空気に覆われやすい状況が続き、気温は全国的に平年より高い傾向です。

特に、来週中頃からの5日間の平均気温は平年よりかなり高くなる可能性が高い見通しで、気象庁は全国に高温に関する早期天候情報を発表しました。

晴れる日は最高気温が25℃以上の夏日になる地域が増えていきます。まだ暑さに慣れていない時期なので、熱中症に注意が必要です。特に屋外で活動する場合は、日陰でのこまめな休憩や水分補給など、対策を忘れずに行ってください。

降水量は西日本太平洋側で平年より多い

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この先1か月の降水量
東シナ海から本州の南岸にかけては気圧の谷になりやすく、日本付近は西日本の太平洋側を中心に低気圧や前線の影響を受けやすい時期がある見込みです。このため、西日本は九州南部や四国、近畿など太平洋側の地域ほど降水量が平年よりも多くなる見通しになっています。

また、北日本では来週にかけて湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて日照時間が少なくなる見込みです。

ゴールデンウィークの天気は、周期変化となる所が多い予想です。北日本太平洋側や東日本日本海側では平年と同様に晴れる日が多く、東日本太平洋側や西日本・沖縄・奄美では平年に比べて晴れる日が少ない見通しになっています。こまめに最新の情報を確認してください。
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