本州東岸 2011年3月11日以降から活発な状況続く
今回の地震のメカニズムは、西北西—東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。震源の位置や深さ・メカニズム等を考慮すると、陸のプレートと東から沈み込む太平洋プレートとの境界付近で起きた地震と考えられます。このタイプの地震はこれまでも福島県沖で数多く起こっているものです。
福島県沖を震源とする地震で震度5弱以上を観測するのは2022年10月以来1年半ぶりです。今回の地震の震源付近だけでみると、深さ50km付近で地震が多く発生していて、2012年や2017年にM5.9の地震で最大震度5弱を観測しているほか、一昨日の3月13日にもM4.7の地震で最大震度4の揺れを観測していました。
2011年3月11日にM9.0の東北地方太平洋沖地震が発生して以降、東北地方〜関東地方の東の沖合では地震の活動が活発な状態が続いていて、それ以前の状態には戻っていません。
今日の地震のあとは目立った余震や誘発地震は発生していないものの、今後も大きな地震の発生する確率は長期的に高い状況が続きますので、強い揺れへの備えを確認しておくようにしてください。
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福島県沖を震源とする地震で震度5弱以上を観測するのは2022年10月以来1年半ぶりです。今回の地震の震源付近だけでみると、深さ50km付近で地震が多く発生していて、2012年や2017年にM5.9の地震で最大震度5弱を観測しているほか、一昨日の3月13日にもM4.7の地震で最大震度4の揺れを観測していました。
2011年3月11日にM9.0の東北地方太平洋沖地震が発生して以降、東北地方〜関東地方の東の沖合では地震の活動が活発な状態が続いていて、それ以前の状態には戻っていません。
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