寒冷渦の影響で大雨や暴風に
地中海の中部を低気圧が南東にゆっくり進んでいて、アフリカ北部のアルジェリアやチュニジアに近づいています。この低気圧は上空5500m付近に−24℃以下の寒気を伴っている寒冷渦と呼ばれるタイプです。
低気圧の周辺は大気の状態が非常に不安定で雨雲が発達しやすく、動きが遅いことで雨量が増えるとみられます。24時間の雨量は最大で150〜200mmに達する見込みです。この地域は2〜3月の月間雨量が70mm前後と普段は雨が少なく、半日〜一日でこの2倍以上の大雨となる可能性があります。また、低気圧の周辺では瞬間的に30m/sを超える暴風が予想されます。
河川の氾濫や土砂崩れ、鉄砲水などによる被害、暴風による建物への影響が懸念される状況です。
さらに低気圧の東進に伴ってイタリアやギリシャでも沿岸部を中心に風が強まる可能性があり、油断ができません。
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低気圧の周辺は大気の状態が非常に不安定で雨雲が発達しやすく、動きが遅いことで雨量が増えるとみられます。24時間の雨量は最大で150〜200mmに達する見込みです。この地域は2〜3月の月間雨量が70mm前後と普段は雨が少なく、半日〜一日でこの2倍以上の大雨となる可能性があります。また、低気圧の周辺では瞬間的に30m/sを超える暴風が予想されます。
河川の氾濫や土砂崩れ、鉄砲水などによる被害、暴風による建物への影響が懸念される状況です。
さらに低気圧の東進に伴ってイタリアやギリシャでも沿岸部を中心に風が強まる可能性があり、油断ができません。
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