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東北太平洋側は記録的な大雪
岩手県・宮古は12時間降雪量等で過去最多を観測

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2024/02/27 11:44 ウェザーニュース

今日27日(火)は本州東海上の発達した低気圧の影響により、東北太平洋側が記録的な大雪に見舞われています。午後も積雪の急増に警戒が必要です。

宮古の積雪深は観測史上9位、21世紀では最多

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岩手県宮古では昨夜23時には12cmだった積雪深が11時には67cmに増加。12時間で55cm増えており、3・6・12・24・48・72時間でそれぞれで各時間降雪量(日最大)が観測史上1位の記録となっています。

また、積雪深も観測が始まった1883年3月以来、史上9位の記録。上位8件はいずれも20世紀中に観測されており、21世紀になってからは最も多い積雪深です。岩泉(69cm)や久慈(58cm)でも観測史上4位の積雪深となっています。
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午後も強雪や吹雪に要注意

午後も断続的に湿った雪が降り、一時的に1時間に10cm強の強雪となるおそれがあります。積雪の更なる増加に警戒が必要です。

吹雪による視界不良に加えて、着雪による倒木、停電の発生、急激な積雪の増加による交通障害にも注意してください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)-すてらさん