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甲信や飛騨で湿った雪
東北は今夜以降、積雪増加のおそれ

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2024/02/25 11:50 ウェザーニュース

今日25日(日)の甲信や飛騨地方は湿った雪が降っています。積雪による路面状態の悪化や視界不良に注意が必要です。午後は東北でも雪が降り出し、夜以降は雪の量がまとまるおそれがあります。

長野県松本市は12日ぶりの積雪

本州の南の海上を通過する低気圧の雲が北側に大きく広がって、甲信や岐阜県飛騨地方では朝から雪が降り続いています。長野県木曽郡・開田高原では1時間に4cmの雪を、松本市や岐阜県高山市では1時間に2cmの雪を観測した時間があり、積雪量が増えてきました。

松本市は11時現在、4cmの積雪を観測しています。積雪を観測するのは2月13日以来、12日ぶりです。松本城の屋根にも雪が積もって、冬の姿になっています。

湿度が高く湿った雪となっているため、路面はシャーベット状の所もあり滑りやすい状況です。車などの運転は十分にお気をつけください。また、雪が電線などに付着して停電が発生する可能性があります。懐中電灯や、毛布など電気がなくても暖を取れるように準備をしておくと安心です。
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東北は北部太平洋側を中心に大雪のおそれ

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25日(日)から26日(月)夜までの24時間積雪増加量
甲信や飛騨地方の雪は、今夜までがピークの見込みです。標高の高い所を中心に積雪が増加し、多い所では新たに10cm以上の雪が積もるとみています。

雪や雨の範囲は低気圧の東進に伴って東北まで拡大する見通しで、東北は夜からがピークの予想です。南部沿岸部は雨になる所がありますが、北部は寒気が強いため、ほぼ全域で雪になるとみています。

明日26日(月)には東北太平洋沿岸付近にシアーライン(風の流れが変化する境界線)も形成され、周辺では雪雲が発達する予想です。青森県の三八上北や岩手県など、北部太平洋側を中心に雪が強まって大雪となるおそれがあります。今夜から明日夜だけで30cm以上の雪が積もる可能性があるため、厳重な警戒が必要です。雪が強い間の無理な外出は控えてください。
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