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今週は東京や大阪などで気圧変化大 頭痛などの天気痛・気象病に注意

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2024/02/13 11:55 ウェザーニュース

連休明けの今日13日(火)から週末かけては、移動性高気圧や前線の接近・通過により短い周期で気圧が大きく変動する見込みです。

ウェザーニュース発表の天気痛予報では、東京や大阪など広範囲で「警戒」ランクとなっています。気圧変化などで頭痛や関節痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方はご注意ください。
>>天気痛予報 気圧変化·頭痛対策の参考に

短い周期で気圧が変動

休み明けとなる今日13日(火)は、移動性高気圧の影響で日本列島付近は比較的気圧の高い状態となっています。

この高気圧は東へ進んでいて、週後半には西から前線や低気圧が接近してくるため、16日(金)頃にかけて東日本や西日本を中心に気圧は低下する予想です。

その後は再び移動性高気圧に覆われるため、週末にかけて気圧は上昇傾向となる見込みです。

このように、今週は東日本や西日本を中心に短い周期で気圧が大きく変動するため、個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状が出る可能性があります。
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天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。

リンク 天気痛予報