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北日本は天気が下り坂
北陸も今夜以降は再び雨雪が強まるおそれ

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2024/01/14 11:15 ウェザーニュース

今日14日(日)の穏やかな天気は長続きしません。午後は低気圧や前線が接近し、北日本では段々と雪や雨が降り出します。

北陸も夜以降は雨が降り出し、明日15日(月)から明後日16日(火)は各地で荒れた天気となる予想です。

短時間の強い雪雨や雷、突風などに注意

今日は高気圧に覆われて穏やかな天気の所が多くなっています。ただ、午後は低気圧が急速に発達しながら日本海を東へ進み、北海道に接近して天気が崩れる見込みです。

低気圧からは寒冷前線がのび、夜遅くには北陸や山陰付近まで南下するとみています。

低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、周辺では大気の状態が非常に不安定になります。短時間の強い雪や雨、雷や突風、雹(ひょう)などに注意が必要です。融雪にもご注意ください。

能登半島地震の被災地 北陸では、今夜から明日15日(月)の朝にかけて雨の所が多い予想です。再び土砂災害発生の危険性が高まります。夜遅く、暗い時間の雨になりますので、斜面などからは離れた少しでも安全な場所でおやすみください。
» 令和6年能登半島地震 被災地支援のための天気サイト

16日(火)にかけては荒天のおそれ

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15日(月)0時〜17日(水)0時の積雪増加量
寒冷前線は明日15日(月)の朝にかけて本州を通過し、通過後は16日(火)にかけて冬型の気圧配置となります。日本列島の上空には強い寒気が流れ込んで、日本海側の地域では雪が降り、特に北日本や東日本では短時間強雪や大雪による積雪の急増に警戒が必要です。

二日間で予想される積雪増加量は、北日本日本海側から北陸にかけて多く、山沿いでは50cmを超える見通しになっています。被災地では、損壊した建物が積雪の重みで倒壊したり、救助活動・物資運送への支障などが懸念されます。

また、等圧線の間隔も狭く、沿岸部を中心に風が吹き荒れます。吹雪による視界不良や高波にも警戒が必要です。不要不急の外出は控えてください。
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