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日本海側は平地でも大雪に
明日にかけて引き続き警戒を

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2023/12/22 17:45 ウェザーニュース

今日22日(金)も日本付近は冬型の気圧配置が続いています。北海道から北陸にかけては大雪となり、平野部も含めて多い所で24時間に50cm前後の新たな雪が積もりました。

今夜から明日23日(土)にかけても、北陸や北日本では引き続き大雪に警戒が必要です。

顕著な大雪に関する気象情報も発表

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今日22日(金)は上空の寒気がピークを迎え、日本海側では雪が強く降りました。

17時までの24時間に北海道の岩見沢市で73cmの新たな雪が降り、観測史上1位の記録を更新しています。
岩見沢の積雪は一時96cmに達し、鉄道などに大きな影響がでました。

また、17時までに山形県櫛引で51cm、新潟県能生で70cm、福井県大野市で53cmの24時間降雪量を観測するなど東北や北陸でも大雪になっています。沿岸部の石川県輪島市でも24時間に50cmを超える大雪となり、積雪は60cmに達しています。

昨夜から今日にかけて富山県、福井県、石川県に「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されました。
夕方になっても、金沢市内や富山市内など沿岸部も含めて激しい降雪が続いています。

また、西日本でも日本海側を中心に雪となっています。
17時までの24時間に広島県の高野や八幡などで30cm以上の雪が降りました。
また、山口県下関市で日中に積雪3cmを観測するなど平野部でも所々で積雪となっています。
» 大雪ピンポイント影響予測（要ログイン）

北陸などでさらなる積雪急増も

今夜から明日23日(土)にかけても冬型の気圧配置が続きます。
西日本の寒気は後退して段々と雪は弱まりますが、北陸や北海道にかけては引き続き雪が降る見込みです。

特にJPCZ（日本海寒帯気団収束帯）周辺の発達した雪雲がかかる北陸周辺などで雪が強まりやすく、さらなる積雪急増のおそれがあります。
北陸から北の日本海側では、明日の夜までにさらに50cm前後の大雪となる所がある見込みです。
北陸や北日本では短期間で積雪が急激に増えているため、立ち往生による大規模な車両滞留等の危険性が出ています。

冬用タイヤの装着に加え、チェーンを準備するなどスタックしないような備えが必要です。
また、除雪作業中の落雪事故などにも警戒をしてください。

積雪の多いエリアでは雪崩の発生にも注意が必要です。
» アプリ レーダー 積雪モード» レーダー 積雪モード
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
カウハイドさん