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気象庁1か月予報
年末年始は気温高め その後も暖冬傾向か

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2023/12/21 15:08 ウェザーニュース

今日12月21日(木)、気象庁は12月23日から1月22日までの1か月予報を発表しました。

年末以降は暖かな空気が優勢となり、年明けにかけては平年よりも気温の高い日が多くなる見込みです。

寒気が南下しにくい

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この先1か月の気温
年末は暖かな空気が優勢となって、年明けにかけて気温は平年を上回る日が多くなる見通しです。28日(水)頃からの5日間の平均気温が平年よりもかなり高くなる可能性が高いとして、気象台は北海道から九州を対象に高温に関する早期天候情報を発表しました。

年末年始は強い冷え込みがなく、厳しい寒さのない年越しとなるとみられます。その後も寒気の影響を受けにくく、気温は高めに経過しそうです。

1か月の平均気温は全国的に平年より高い予想になっています。今週続いている寒さは和らぎ、この先は暖冬傾向となる見込みです。

日本海側の雪は少ない

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この先1か月の降水量
寒波の影響が弱くなり、北陸の降水量は平年並みか少なく、降雪量は少ない予想となっています。北日本の日本海側や山陰では降水量は平年並みですが、気温が高いため雪の量は少ない見込みです。

日本海側の各地で雪は少ない傾向ですが、すでに大雪となっている所もあり雪崩や融雪にお気をつけください。

また、太平洋側の各地はこの時期らしく晴れの日が多くなり、降水量は平年並みです。

沖縄は低気圧や前線の影響を受けやすく、降水量は平年並みか平年よりも多くなりそうです。
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