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西日本は前線通過で激しい雨のおそれ
四国太平洋側は大雨警戒

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2023/11/06 10:36 ウェザーニュース

今日6日(月)は、朝鮮半島にある発達した低気圧から寒冷前線が伸びて西日本を通過します。前線通過時には一時的に激しい雨が降るおそれがあります。雷や暴風にも警戒が必要です。

四国太平洋側は大雨警戒

寒冷前線の発達した雨雲が九州に流れ込み始めています。午後は雨雲がさらに東に進み、本降りの雨のエリアが東に拡大する予想です。九州では午前中から、中国地方では午後、近畿や東海では夜遅くに前線本体の発達した雨雲が通過するとみています。発達した雨雲が流れ込むと1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあり、一時的な道路冠水や落雷、突風に注意が必要です。

暖かく湿った空気と異なる方向の風の衝突の影響で、四国太平洋側では寒冷前線が接近する前から断続的に雨が強く降っています。高知県の繁藤では4:30までの1時間に40.5mmの激しい雨を観測しました。徳島県の福原旭では9時までの12時間雨量がすでに150mmを超えています。

四国太平洋側ではこの後も強弱を繰り返して雨が続き、夕方から夜にかけて前線本体の雨雲が流れ込みます。激しい雨に加えて雷雨や突風にも警戒してください。道路冠水や河川・用水路の増水、土砂災害の発生に警戒が必要です。
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低気圧が発達 全国的に強風

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風の予想 6日(月)18時
発達した低気圧の影響で全国的に強風が吹き荒れます。寒冷前線通過前は南寄りの風が、通過後は西寄りの非常に強い風が吹き荒れる予想です。富山県の八尾では9:47に最大瞬間風速27.7m/sを観測しました。

日本海側の沿岸や風の吹き抜けやすいところでは瞬間的に20m/sを超える強風が吹き、強いところでは30m/sを超える暴風となるおそれがあります。横殴りの雨や飛来物に加えて、交通機関への影響にも注意してください。
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関東は変わりやすい空 明朝に強雨のおそれ

関東は、今日は変わりやすい空で、日差しが届いても一時的に雨が降る可能性があります。天気の急変に注意が必要です。午後は沿岸部を中心に南風が強まります。

明日7日(火)の朝は寒冷前線が通過する予想です。東京など関東南部ではちょうど通勤・通学時間帯に前線が通過し、雨のピークとなるおそれがあります。最新の情報を確認するようにしてください。
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