facebook line twitter mail

九州北部で雨雲が発達
雹(ひょう)や霰(あられ)の降っている所も

top

2023/10/27 09:13 ウェザーニュース

九州は大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。活発な雨雲の周辺では強い雨に加え、雷や雹(ひょう)、霰(あられ)を伴っている所があり、注意が必要です。

午後にかけて雨の範囲は拡大

今日27日(金)は上空5500m付近に−21℃以下の強い寒気が流れ込んでいます。大気の状態が不安定になっているため九州北部では雨雲の発達している所があり、長崎県や佐賀県の一部では雹や霰が降っています。長崎県西海市では勢い良く雹が降り、地面の上が白くなるほどです。

また、長崎県、佐賀県、福岡県には竜巻注意情報が発表され、竜巻などの突風のおそれもあります。

これから午後にかけて九州上空を気圧の谷が通過していく予想で、雨の範囲はさらに広がっていくとみられます。福岡県や熊本県など北部だけでなく、九州南部でも天気が急変する見込みです。

短時間の強い雨に加えて、雷や突風、雹などの可能性がありますので、この後の天気の変化に注意をしてください。
» 雨雲レーダー» 雨雲レーダー

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
長崎県西海市の空さん