ニューギニア付近でM7.0の地震 津波被害の心配なし
2023/10/07 17:44 ウェザーニュース
日本時間の10月7日(土)17時34分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はニューギニア付近(パプアニューギニア、ニューギニア東部)で、地震の規模(マグニチュード)は7.0と推定されます。
<更新>気象庁は18時01分に「遠地地震に関する情報」を発表しました。震源の近傍で津波発生の可能性があります。この地震による日本への津波の影響はありません。
※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。
震源近傍で津波の可能性
バヌアツなどで津波を観測
この地震により、震源近傍では最大で0.04mの海面変動が観測されました。
観測された津波の高さ(3時28分 PTWC発表)
0.78m バヌアツ タンナ島
0.75m ニュージーランド グレートバリア島
0.48m 豪領ノーフォーク島 キングストン
0.29m 仏領ニューカレドニア ウワンヌ
日本の沿岸では津波被害の心配なし
気象庁によると、国内で若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。
震源近傍では“日本での震度5弱”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS, NEIC)によると、震央付近の陸地では最大で改正メルカリ震度階級のⅦ程度の強さの揺れ方になったと解析されています。
厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5弱程度に相当する揺れと考えられます。
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揺れによる被害もない見込み