1日で200mmの雨量を観測
ニューヨークでは現地時間の28日(木)深夜から雨が強まり、29日(金)の午後にかけて大雨となりました。
ジョン・F・ケネディ国際空港では29日(金)の雨量が約200mmに達し、1948年の統計開始以来、最も多い記録を更新。セントラルパークの雨量計でも150mm近い雨を観測しています。
大雨によって市街地では大規模な冠水が発生し、丘陵地帯では土砂崩れの起きた所があります。すでにニューヨークの中心部からは活発な雨雲が離れつつあるものの、影響が残っている可能性があるため、現地の気象当局は引き続き注意を呼びかけています。
ジョン・F・ケネディ国際空港では29日(金)の雨量が約200mmに達し、1948年の統計開始以来、最も多い記録を更新。セントラルパークの雨量計でも150mm近い雨を観測しています。
大雨によって市街地では大規模な冠水が発生し、丘陵地帯では土砂崩れの起きた所があります。すでにニューヨークの中心部からは活発な雨雲が離れつつあるものの、影響が残っている可能性があるため、現地の気象当局は引き続き注意を呼びかけています。
動きの遅い寒冷渦の影響で強雨が続く
大雨をもたらしたのは、上空の寒気を伴った低気圧・寒冷渦です。
ニューヨーク上空5500m付近に-12~-15℃の寒気が南下してきた一方で、下層には大西洋から湿った空気が流れ込んできたため、大気の状態が不安定になって、雨雲が発達しました。
寒冷渦は動きが遅いため、活発な雨雲が長時間、同じような所にかかります。ニューヨーク周辺でも引き続き強雨のおそれがあり、コネチカット州やマサチューセッツ州などでも局地的に雨が強まる見通しです。現地時間の10月1日(日)には一連の大雨は収まるとみられます。
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ニューヨーク上空5500m付近に-12~-15℃の寒気が南下してきた一方で、下層には大西洋から湿った空気が流れ込んできたため、大気の状態が不安定になって、雨雲が発達しました。
寒冷渦は動きが遅いため、活発な雨雲が長時間、同じような所にかかります。ニューヨーク周辺でも引き続き強雨のおそれがあり、コネチカット州やマサチューセッツ州などでも局地的に雨が強まる見通しです。現地時間の10月1日(日)には一連の大雨は収まるとみられます。
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