溶岩ドームは風化により崩落するケースがある
北海道の有珠山では1943年の年末から活動を始め、翌1944年から有珠山の東麓で地盤隆起が始まりました。その後、噴火活動が活発になり、8月には高さ100mほどの潜在ドームに成長しています。11月になる溶岩が地表に現れて、1945年の9月にかけて成長を続け溶岩ドームの高さは400m余りに達しました。これが昭和新山です。
昭和新山は溶岩で構成されていて、それほど安定的ではありません。さらに形成されてからすでに80年近くが経過していることもあり、表面は風化していることが考えられます。新たなマグマの供給がなかったとしても、自然に崩壊してもおかしくありません。昭和新山に近いアメダス伊達の降水量はほぼ平年並みです。
現時点で火山活動に関する観測データに変化はみられていません。
なお、有珠山は近年も多くの活動をしている活発な火山です。周辺に訪れる際は最新の火山情報などを確認できるようにしてください。
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昭和新山は溶岩で構成されていて、それほど安定的ではありません。さらに形成されてからすでに80年近くが経過していることもあり、表面は風化していることが考えられます。新たなマグマの供給がなかったとしても、自然に崩壊してもおかしくありません。昭和新山に近いアメダス伊達の降水量はほぼ平年並みです。
現時点で火山活動に関する観測データに変化はみられていません。
なお、有珠山は近年も多くの活動をしている活発な火山です。周辺に訪れる際は最新の火山情報などを確認できるようにしてください。
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