関東甲信・四国・九州で約3〜4割が目撃
そこで、アプリ利用者を対象にアンケート調査を実施(2023年9月19日調査/回答8,748人)したところ、桜の落葉を「見かけた」との回答が全国平均で26%に。エリア別に見ると、甲信で4割超、関東・四国・九州では約3割にのぼっています。
猛暑と少雨で桜も夏バテか
桜にとって猛暑と少雨は大敵です。
日本花の会の樹木医和田博幸さんによると、「桜は落葉樹の中でも比較的早く落葉が始まる樹木ですが、今年は例年よりも落葉しているものが多く見られます。これを”早期落葉”といいます。
”早期落葉”は桜が弱っている時により多く見られる現象と言われています。今年は、猛暑が長く続いたことや少雨、強い紫外線に葉が長期間さらされたことがが原因と考えられます。人間でいうと、夏バテ気味で元気がない状況」とのことです。
日本花の会の樹木医和田博幸さんによると、「桜は落葉樹の中でも比較的早く落葉が始まる樹木ですが、今年は例年よりも落葉しているものが多く見られます。これを”早期落葉”といいます。
”早期落葉”は桜が弱っている時により多く見られる現象と言われています。今年は、猛暑が長く続いたことや少雨、強い紫外線に葉が長期間さらされたことがが原因と考えられます。人間でいうと、夏バテ気味で元気がない状況」とのことです。
今年の夏は顕著な猛暑と少雨
東京の7月から8月の最高気温と降水量を振り返ってみると、最高気温は平年を上回る暑さが連続していたことがわかります。年間猛暑日日数は22日にのぼり、1位の記録を大幅に更新しました。
降水量は、7月には0.5mm以上の降水なしの日が連続25日を記録。厳しい暑さが続く上に雨が少なく、桜にとって(もちろん他の樹木にとっても)試練の夏となりました。
降水量は、7月には0.5mm以上の降水なしの日が連続25日を記録。厳しい暑さが続く上に雨が少なく、桜にとって(もちろん他の樹木にとっても)試練の夏となりました。
来春の開花には大きな影響ない見通し
来春の桜への影響が心配になってしまいますが、和田さんによると「落葉がいつもの年より早く始まっても、来年の開花には大きな影響はないと思います」とのことでした。
今夏の猛暑に耐えて乗り越えてくれた桜をねぎらいつつ、来年も美しい姿を見せてくれることを願うばかりです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
まるまるさん
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