国内:宮城県沖でM5.6 最大震度4の地震
19日(火)4時33分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード5.6、深さ57kmと推定される地震が発生しました。
この地震で宮城県登米市、石巻市、東松島市、岩手県一関市、福島県田村市などで最大震度4、宮城県気仙沼市、栗原市、大崎市、仙台市、福島県福島市、伊達市、いわき市、岩手県欧州市、大船渡市、釜石市など広い範囲で震度3を観測しています。
地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。宮城県沖を震源とする震度4以上の地震は、8日(金)に続いて今月2回目です。
この地震で宮城県登米市、石巻市、東松島市、岩手県一関市、福島県田村市などで最大震度4、宮城県気仙沼市、栗原市、大崎市、仙台市、福島県福島市、伊達市、いわき市、岩手県欧州市、大船渡市、釜石市など広い範囲で震度3を観測しています。
地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。宮城県沖を震源とする震度4以上の地震は、8日(金)に続いて今月2回目です。
国内:宮古島北西沖で規模の大きい深発地震
18日(月)22時21分頃、宮古島北西沖を震源とするマグニチュード6.5、深さ182kmと推定される地震が発生しました。
この地震で沖縄県うるま市、南城市、宮古島市などで最大震度3、奄美地方から先島諸島の広い範囲で震度1~2の揺れを観測しています。地震のメカニズムは西南西ー東北東方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
南西諸島近海はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでいる領域です。北西側の東シナ海では深く潜り込んでいるため、今回の震源周辺では時々マグニチュード6前後の深発地震が発生し、最近では2021年3月にマグニチュード6.2の地震が起きました。
この領域のマグニチュード6.5は気象庁の詳しい記録が残る1919年以降では、最大規模です。
この地震で沖縄県うるま市、南城市、宮古島市などで最大震度3、奄美地方から先島諸島の広い範囲で震度1~2の揺れを観測しています。地震のメカニズムは西南西ー東北東方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
南西諸島近海はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでいる領域です。北西側の東シナ海では深く潜り込んでいるため、今回の震源周辺では時々マグニチュード6前後の深発地震が発生し、最近では2021年3月にマグニチュード6.2の地震が起きました。
この領域のマグニチュード6.5は気象庁の詳しい記録が残る1919年以降では、最大規模です。
世界:イタリアの山間部でM5.1の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きな地震は前述の宮古島北西沖で起きたマグニチュード6.3です。(気象庁発表とマグニチュードが異なります)
日本時間の18日(月)昼、イタリア北部の山間部を震源とするマグニチュード5.1、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
震源が浅い地震ですが、規模がそれほど大きくなかったことや、都市部からは離れていたため、影響は出ていません。
イタリアはアフリカプレートとユーラシアプレートの境界に近く、陸域の断層も多く分布しています。今回よりも大きなマグニチュード6以上の地震がしばしば発生していて、最近では2020年に今回よりも南の領域でマグニチュード6.4。2016年にはマグニチュード6.1~6.6の地震が相次いで発生し、大きな被害に見舞われました。
日本時間の18日(月)昼、イタリア北部の山間部を震源とするマグニチュード5.1、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
震源が浅い地震ですが、規模がそれほど大きくなかったことや、都市部からは離れていたため、影響は出ていません。
イタリアはアフリカプレートとユーラシアプレートの境界に近く、陸域の断層も多く分布しています。今回よりも大きなマグニチュード6以上の地震がしばしば発生していて、最近では2020年に今回よりも南の領域でマグニチュード6.4。2016年にはマグニチュード6.1~6.6の地震が相次いで発生し、大きな被害に見舞われました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。