facebook line twitter mail

アメリカ東海岸を熱帯低気圧が北上
週末はニューヨークも荒天か

top

2023/09/22 12:00 ウェザーニュース

北米大陸の東の大西洋で熱帯低気圧が発生し、北上しながら発達が予想されます。週末はニューヨークなど大都市でも荒天となるおそれがあり、警戒が必要です。

ノースカロライナ州などで影響大きい見通し

フロリダ半島の東の海上で熱帯低気圧が発生し、発達しながら北上しています。早ければ日本時間の今日22日(金)午後にもトロピカル・ストームとなり、明日23日(土)以降、ノースカロライナ州に上陸する見込みです。
» アプリ レーダー風モード(ウィンドフロー)» レーダー風モード(ウィンドフロー)

先週のLeeのようにハリケーンまで発達することはないものの、進路に当たる地域では風雨が強まる予想となっています。現地の気象当局はノースカロライナ州やバージニア州を中心に多い所で150mm以上の雨が降り、沿岸部では1~1.5mの潮位上昇を伴う高潮のおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
» 関連記事 大型ハリケーンLeeが大西洋を北上

低気圧に向かって海からの北東の風が吹き込むため、ニューヨーク周辺でも風が強まって荒天の可能性があるため、今後の動向に注意が必要です。

大西洋の熱帯低気圧

大西洋に発生する熱帯低気圧は、勢力によって呼び方が変わります。
・熱帯低気圧(トロピカル・デプレッション):風速18m/s未満
・トロピカル・ストーム:風速18~32m/s
・ハリケーン:風速33m/s以上
» お天気ニュースをアプリで読む» お天気ニュース 記事一覧