帽子は意外と汚れている
夏の焼けつくような陽射しを遮るのに、帽子が大活躍しました。花王コンシューマーインテリジェンス室の福地さんによると、ひと夏使った帽子はかなり汚れているといいます。
「帽子は頭にかぶるものなので外側につくホコリなどの汚れのほか、汗や皮脂、日焼け止め、ファンデーションなどがついています。特に汚れやすいのが『すべり』という、帽子の内側に縫い付けられているテープ状のパーツです」(福地さん)
確かに「すべり」部分は額に直接ふれるので、汗などたっぷり吸っていそうです。
「『すべり』の汚れをそのままにしておくと、変色や臭いの原因になってしまいます。肌にも触れさせたくないですね。
帽⼦は家庭で洗うことができるものもあります。気づかぬうちに蓄積している汚れをすっきりさせて、気持ちよく着用してください」(福地さん)
「帽子は頭にかぶるものなので外側につくホコリなどの汚れのほか、汗や皮脂、日焼け止め、ファンデーションなどがついています。特に汚れやすいのが『すべり』という、帽子の内側に縫い付けられているテープ状のパーツです」(福地さん)
確かに「すべり」部分は額に直接ふれるので、汗などたっぷり吸っていそうです。
「『すべり』の汚れをそのままにしておくと、変色や臭いの原因になってしまいます。肌にも触れさせたくないですね。
帽⼦は家庭で洗うことができるものもあります。気づかぬうちに蓄積している汚れをすっきりさせて、気持ちよく着用してください」(福地さん)
正しい帽子の洗い方
型崩れや色落ちの不安もあります。
「帽子には、洗えるものと洗えないものがあります。誤って水洗いしてしまうと、型崩れの原因となったり、⾵合いを損ねたりしてしまうので、必ず洗濯表示で確認してください。
麦わら帽子のような家庭で洗えない帽子についてもお手入れですっきりさせることはできるので、併せてご紹介します」(福地さん)
「帽子には、洗えるものと洗えないものがあります。誤って水洗いしてしまうと、型崩れの原因となったり、⾵合いを損ねたりしてしまうので、必ず洗濯表示で確認してください。
麦わら帽子のような家庭で洗えない帽子についてもお手入れですっきりさせることはできるので、併せてご紹介します」(福地さん)
【家庭で洗える帽子の洗い方】
▼準備するもの
おしゃれ着⽤洗剤、洗い桶、バスタオル、洗濯ネットやポリ袋、帽⼦の⼤きさにあうザル、⻭ブラシなど
▼手順
(1)ひどい汚れを前処理
「すべり」の内側にたまったホコリを古い歯ブラシなどで掻き出し、「すべり」と気になる汚れ部分におしゃれ着用洗剤の原液を塗布する
(2)洗剤液を作る
洗い桶に30℃以下の水を張り、おしゃれ着用洗剤を入れる。洗剤は商品の「使⽤量の⽬安」を確認し、⼿洗いの使⽤量を使う
(3)やさしく押し洗い
帽子を水に入れ、沈めたり浮かせたりを20〜30回繰り返す
(4)すすぎ
洗い桶の水を入れ替え、押し洗いの要領ですすぐ。きれいな水に入れ替えて2回すすぐ
(5)形を整え乾燥
広げたバスタオルの上に帽子をのせ、はさむようにして水分を取る。洗濯ネットやポリ袋に空気を入れて膨らませたものをクラウンに入れて形を整え、乾燥させる。直射日光の当たらない風通しのよい場所で、ザルや室内干し台の上で平干しにすること。
「帽子は型崩れしやすいので手洗いがオススメです。やさしく帽子を沈めたり浮かせたりすることで、繊維の間に洗濯液が通って汚れが落ちます。無理に生地をこすり合わせたりしないようにしましょう。
きれいなシルエットに仕上げるコツは、乾燥の前にあります。濡れている状態で、ゆがみやシワ、縫い目を手で伸ばしたり引っ張ったりして形を整えてから乾燥させます。
洗濯機洗いが出来る場合は、洗濯ネットを使⽤して⼿洗いコースなどがおすすめ」(福地さん)
ちょっとした工夫で、帽子の仕上がりをさらによくすることもできるそうです。
「キャップのようにたためない帽子は、洗い桶のなかにザルを入れ、かぶせた状態でブラシやスポンジでたたくように洗うと型崩れが防止できます。
また、帽子を柔らかく仕上げたいときは、すすぎの後に柔軟剤を溶かし、3分ほどひたしてから水気を取ります」(福地さん)
▼準備するもの
おしゃれ着⽤洗剤、洗い桶、バスタオル、洗濯ネットやポリ袋、帽⼦の⼤きさにあうザル、⻭ブラシなど
▼手順
(1)ひどい汚れを前処理
「すべり」の内側にたまったホコリを古い歯ブラシなどで掻き出し、「すべり」と気になる汚れ部分におしゃれ着用洗剤の原液を塗布する
(2)洗剤液を作る
洗い桶に30℃以下の水を張り、おしゃれ着用洗剤を入れる。洗剤は商品の「使⽤量の⽬安」を確認し、⼿洗いの使⽤量を使う
(3)やさしく押し洗い
帽子を水に入れ、沈めたり浮かせたりを20〜30回繰り返す
(4)すすぎ
洗い桶の水を入れ替え、押し洗いの要領ですすぐ。きれいな水に入れ替えて2回すすぐ
(5)形を整え乾燥
広げたバスタオルの上に帽子をのせ、はさむようにして水分を取る。洗濯ネットやポリ袋に空気を入れて膨らませたものをクラウンに入れて形を整え、乾燥させる。直射日光の当たらない風通しのよい場所で、ザルや室内干し台の上で平干しにすること。
「帽子は型崩れしやすいので手洗いがオススメです。やさしく帽子を沈めたり浮かせたりすることで、繊維の間に洗濯液が通って汚れが落ちます。無理に生地をこすり合わせたりしないようにしましょう。
きれいなシルエットに仕上げるコツは、乾燥の前にあります。濡れている状態で、ゆがみやシワ、縫い目を手で伸ばしたり引っ張ったりして形を整えてから乾燥させます。
洗濯機洗いが出来る場合は、洗濯ネットを使⽤して⼿洗いコースなどがおすすめ」(福地さん)
ちょっとした工夫で、帽子の仕上がりをさらによくすることもできるそうです。
「キャップのようにたためない帽子は、洗い桶のなかにザルを入れ、かぶせた状態でブラシやスポンジでたたくように洗うと型崩れが防止できます。
また、帽子を柔らかく仕上げたいときは、すすぎの後に柔軟剤を溶かし、3分ほどひたしてから水気を取ります」(福地さん)
【洗えない帽子をきれいにする方法】
▼準備するもの
帽子専用ブラシ(洋服ブラシ)、おしゃれ着用洗剤、タオル
(1)帽子全体のホコリをはらう
帽子専用ブラシか洋服ブラシで、全体のホコリをはらう。
(2)「すべり」をたたき洗い
水に濡らして固く絞ったタオルで「すべり」の汚れをたたくように拭く。日焼け止めやファンデーションは落ちにくいので、おしゃれ着用洗剤を手洗い濃度に薄めて、タオルをひたし、固く絞ってたたき拭きする。
(3)清め拭きをする
洗剤成分が残らないよう、きれいな水ですすいだタオルで2〜3回清め拭きをする。
(4)よく乾燥させる
形を整えて、風通しのよいところで、乾燥させる。
「ホコリや花粉なども付きやすいので、帽子のブラシかけは、使用後に毎回行うのがオススメです。また、『すべり』はとても汚れやすいので、帽子用汗取りパッドを使うのもよいでしょう」(福地さん)
9月に入っても、まだ強い日射しと暑さは続きそうです。きれいになった帽子で熱中症予防をしっかりしていきましょう。
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▼準備するもの
帽子専用ブラシ(洋服ブラシ)、おしゃれ着用洗剤、タオル
(1)帽子全体のホコリをはらう
帽子専用ブラシか洋服ブラシで、全体のホコリをはらう。
(2)「すべり」をたたき洗い
水に濡らして固く絞ったタオルで「すべり」の汚れをたたくように拭く。日焼け止めやファンデーションは落ちにくいので、おしゃれ着用洗剤を手洗い濃度に薄めて、タオルをひたし、固く絞ってたたき拭きする。
(3)清め拭きをする
洗剤成分が残らないよう、きれいな水ですすいだタオルで2〜3回清め拭きをする。
(4)よく乾燥させる
形を整えて、風通しのよいところで、乾燥させる。
「ホコリや花粉なども付きやすいので、帽子のブラシかけは、使用後に毎回行うのがオススメです。また、『すべり』はとても汚れやすいので、帽子用汗取りパッドを使うのもよいでしょう」(福地さん)
9月に入っても、まだ強い日射しと暑さは続きそうです。きれいになった帽子で熱中症予防をしっかりしていきましょう。
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参考資料など
取材協力/花王株式会社(https://www.kao.com/jp/)