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石川県小松で40℃到達
青森県内では史上初の39℃台を観測

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2023/08/10 15:29 ウェザーニュース

台風6号に向かって吹き込む風がフェーン現象を引き起こし、北陸から東北日本海側で今日10日(木)も危険な暑さが続いています。石川県小松市では40℃に到達。青森県弘前市では39.3℃まで上昇し、青森県内としては初の39℃台を記録しました。

北日本を中心に記録的な暑さ

台風6号に向かって吹き込む南東の風が山を越えてフェーン現象を引き起こしています。台風の北上に伴い、暖かな空気も北に広がって、東北や北海道の一部で記録的な暑さとなりました。

16時までの最高気温が全国で最も高くなったのは石川県小松市で40.0℃を観測。国内では今年2回目の40℃到達です。

青森県では弘前市で39.3℃、五所川原市で39.0℃まで上昇しています。青森県内のこれまでの最高気温は37.4℃でしたので、これを大幅に更新する暑さです。また、北海道函館市でも観測開始以来初めての猛暑日となる35.4℃まで上がりました。

大阪市で38.0℃、名古屋市で35.1℃と太平洋側でも35℃を超え、全国164地点で猛暑日になっています。

明日は西日本の日本海側で40℃近くに

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11日(金)の天気と気温
明日11日(金)・山の日は今日と風の流れが少し変化し、北陸や東北日本海側の暑さは若干、落ち着きます。それでも各地で35℃以上の猛暑日となりますので、厳しい暑さには違いありません。

西日本は南寄りの風が強く吹くことでフェーン現象が強化され、山陰や近畿北部、四国の瀬戸内側で体温を超える暑さになる見込みです。最高気温は兵庫県豊岡市で39℃、鳥取市で38℃、高松市で37℃を予想しています。

大阪市や名古屋市も37℃と厳しい暑さです。一方で、関東は雲が多く雨の降ることがあるため気温が上がらず、東京都心は32℃の予想となっています。
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