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日本海側中心に23道府県に熱中症警戒アラート 今日8月10日(木)対象

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2023/08/10 06:47 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日8月10日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを日本海側を中心とした23道府県に発表しました。北海道の渡島・檜山では今年初の発表です。

対象地域では特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。
» 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

日本海側は引き続きフェーン現象で猛暑

▼熱中症警戒アラートの発表状況(計23地域)
 北海道(渡島・檜山)
 青森県 秋田県 岩手県 山形県
 新潟県 富山県 石川県 福井県
 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 和歌山県
 島根県 鳥取県 広島県
 香川県 愛媛県
 大分県 長崎県 熊本県
 沖縄県(八重山地方)

日本列島は南風が吹き、日本海側でフェーン現象が発生しやすい状況が続きます。新潟市と金沢市の最高気温は38℃、秋田市は37℃と体温を上回る危険な暑さが続きます。場所によっては40℃に迫る予想です。

熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。
» 1時間ごとの詳しい気温をアプリで見る» ピンポイント天気で1時間ごとの気温を見る

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
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暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
» 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認