facebook line twitter mail

おいしいスイカは見た目で判断できる?

top

2023/07/27 05:10 ウェザーニュース

スイカは昔から「叩いて軽い音がすると甘い」とか「こめかみを叩いた時の音に似ているものは甘い」とかいわれていますが、プロでも音だけで判断するのは難しいそうです。

野菜ソムリエプロの吉田謹子さんにおいしいスイカの見分け方を伺いました。

しま模様の色と形を見る

「音だけでなく、見た目でも甘さや鮮度などを見分けるのは難しいです。また、『甘い方が好き』『食感がシャリシャリしている方が好き』など、好みは人それぞれです。そのため、絶対的な基準ではないのですが、一般的なスイカを見た目で判断するときに分かりやすい目安となるようなポイントを3つ紹介します。
1つ目は、スイカには独特のしま模様がありますが、このしま模様の色が濃く、地の緑との境がはっきりしているものは甘いスイカの傾向があります」(吉田さん)
box1
「2つ目もしま模様がポイントです。スイカの表面を軽く触ったときに、しま模様が凸凹しているのが感じられると思いますが、この凸凹がはっきりしているものほど、よく熟していて甘くなっている傾向があります」(吉田さん)

ツルのつけ根を見る

しま模様以外にも、スイカのツルもおいしさを見分けるポイントだそうです。

「3つ目のポイントはツルです。ツルのつけ根がくぼんで周りが盛り上がっているいるものは完熟しているサインです。
最近ではツルが付いたままで売られているものは少ないのでわかりにくいですが、ツルがカットされた部分がくぼんでいるものはよく熟しているという目安になります。
また、ツルが緑に近い色で、形の良いものはより新鮮な傾向があります」(吉田さん)
スイカにはカリウムをはじめ、ミネラルが豊富に含まれています。高血圧を抑制したり、むくみをとる効果もあると言われています。また熱中症予防にも少し塩をかけて食べるとよいそうです。

これからの暑さをのりきるために、甘くておいしいスイカを見分けて、たっぷりいただきましょう。
» アプリ お天気ニュース記事一覧» お天気ニュース記事一覧