火山性地震は100回近くに達する
気象台によると、十勝岳では今日21日(金)10時33分頃に、わずかな傾斜変動を伴う地震が発生し、その後は火山性地震が増加しています。震源はいずれも62-2火口付近のごく浅い所と推定されています。
21日(金)14時までの火山性地震は速報値で84回を観測しました。火山性微動が発生した今月5日(水)以来の地震の多さです。
62-2火口等の噴煙・噴気の状況は、雲が解消した12時以降に監視カメラで確認した範囲で特段の変化はみられません。
21日(金)14時までの火山性地震は速報値で84回を観測しました。火山性微動が発生した今月5日(水)以来の地震の多さです。
62-2火口等の噴煙・噴気の状況は、雲が解消した12時以降に監視カメラで確認した範囲で特段の変化はみられません。
防災上の警戒事項等
活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性があります。地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないでください。
火山性地震、火山性微動とは
火山体またはその周辺で発生する地震のことを火山性地震と呼びます。マグマの動きや熱水の活動などに関連して発生するものや、噴火に伴うものがあります。
火山によっては火山活動が活発化した際に多く発生する傾向がありますが、地震の増加が即、噴火につながるわけではありません。
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
» ウェザーニュース 火山情報
火山によっては火山活動が活発化した際に多く発生する傾向がありますが、地震の増加が即、噴火につながるわけではありません。
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
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