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気象庁1か月予報 全国的に夏らしい暑さ 北日本は高気圧の張り出し弱い

2023/07/20 15:51 ウェザーニュース

今日20日(木)、気象庁は7月22日から8月21日までの1か月予報を発表しました。

西日本、東日本は太平洋高気圧に覆われ、夏らしい暑さの日が多くなります。高気圧の北への張り出しが弱い可能性があり、北日本は天気が変わりやすくなる見込みです。

各地で本格的な夏の暑さ

この先1か月の気温
太平洋高気圧が西に大きく勢力を広げ、今日の中国地方~東海に続き、西日本、東日本では続々と梅雨が明ける見通しです。気温は全国的に平年よりも高い予想で、夏らしい暑さの日が多くなります。

来週後半は5日間の平均気温が平年よりもかなり高くなる可能性が高いとして、全国に高温に関する早期天候情報が発表されました。8月前半にかけては特に厳しい暑さとなりやすく、暑さ対策が最も必要な期間です。体調をしっかりと整えて、夏の暑さを乗り切るようにしてください。

北日本は夏空続きにくい

この先1か月の降水量
降水量は全国的に平年並みの予想となっています。

太平洋高気圧は西への張り出しが強い一方で、北への張り出しがあまり強まらない見通しです。このため、北日本は湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすく、夏空があまり続かない可能性があります。東北の梅雨明けは遅れるかもしれません。

晴れるの日が多い西日本、東日本でも湿った空気が流れ込むことで、雷雨の起こりやすいタイミングがあるとみられます。

また、台風の発生が増える時期になり、天気の傾向に大きく変化を与えることがありますので、動向には要注意です。
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