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東京・大阪・愛知など22都府県に熱中症警戒アラート 今日18日(火)対象

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2023/07/18 06:40 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日7月18日(火)を対象とした熱中症警戒アラートを東京都や愛知県、大阪府など22都府県に発表されました。

対象地域では特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。
>>熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

万全の熱中症対策を

▼熱中症警戒アラートの発表状況 
 東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県 山梨県 長野県
 静岡県 愛知県 三重県
 大阪府 兵庫県 和歌山県
 広島県 香川県 愛媛県 徳島県 高知県
 長崎県 熊本県 宮崎県 鹿児島県
 沖縄県(大東島地方)

今日18日(火)も太平洋高気圧が引き続き西日本から関東を覆います。広範囲で晴れて気温が上昇し、35℃以上の猛暑日となるところもある予想です。

熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
>>1時間ごとの詳しい気温をアプリで見る>>ピンポイント天気で1時間ごとの気温を見る

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
>>関連記事 全国で熱中症警戒アラートが運用開始

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
>>熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認