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ワンドリップで簡単!
今の時季に注目のコーヒートニックの作り方

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2023/07/19 05:03 ウェザーニュース

本格的な夏の到来を予感させる猛暑の日が続いています。この時季にのどを潤して気持ちも爽快にさせてくれる飲み物といえば、まず冷たいアイスコーヒーが浮かびます。

さらに、ちょっとしたアレンジを加えることによって、普通のアイスコーヒーよりも一層爽やかな味わいをもち、簡単に作れる“コーヒートニック”という飲み物に注目です。

そんなコーヒートニックの作り方や、よりおいしく作れるポイントなどについて、UCCコーヒーアカデミーに教えて頂きました。

爽やかでリフレッシュに最適

そもそもコーヒートニックというのは、どんな飲み物なのでしょうか。

「コーヒートニックは、トニックウォーターにコーヒーを注いで作る、炭酸のアレンジコーヒードリンクです。

トニックウォーターは炭酸水に香草や柑橘類の皮のエキス、さらに糖分を加えて作られた清涼飲料水です。イギリスが発祥の飲み物といわれています。

最近のカフェなどでは、エスプレッソにトニックウォーターを合わせる『エスプレッソトニック』も人気です。なお、コーヒーに炭酸水のみを加えたアレンジコーヒーは『コーヒーソーダ』と呼ばれています。

コーヒートニックやエスプレッソトニックは、アイスコーヒーよりも爽やかな味わいの飲み物です。コーヒーとトニックウォーターを合わせるだけで作れるので、気持ちをリフレッシュしたいときにおすすめのドリンクといえます」(UCC)

ワンドリップコーヒーで簡単に作れる!?

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「簡単にコーヒートニックを作るには、ワンドリップコーヒーを使うのがいいでしょう。お湯50mlを使ってコーヒーを抽出しますが、コーヒートニックに使用するのは30mlのみです。

この量はトニックウォーターに負けない、濃いめのコーヒーを作るためのレシピになります」(UCC)

【用意するもの】
ワンドリップコーヒー1パック(10g)、お湯50ml、トニックウォーター90ml、ガムシロップ・レモン(お好みで)

【作り方】
(1)大きめのグラスなどに、氷を入れておく
(2)ドリップバッグをセットしたらお湯を注いでコーヒーを抽出する
(3)別に細長い縦長のグラスを用意して氷を入れる
(4)ガムシロップを先に入れてから、トニックウォーターをグラスに注ぐ
(5)2で抽出したコーヒー30mlを氷に沿うように優しくゆっくりと入れる
(6)最後にレモンを絞ったら出来上がり

美味しく作るためのポイントも伺いました。

「まず、ワンドリップコーヒーを開ける前に軽く振って、粉が袋の上のほうにない状態にして開けます。グラスにセットする際はドリップバッグの中のコーヒーを平らになるように意識して、しっかりとセットしてください。

抽出のときのお湯の温度は、アイスコーヒーと同じく92℃が適当です。初めに20gぐらいのお湯を注いで、蒸らしを行います。お湯をかけてから20秒程度待つのが、蒸らしの目安になります。

蒸らしが済んだら抽出のためにお湯を注いでいきますが、トータル量が50mlですので、あっという間です。ドリップにはゆっくりとお湯をかけてください。

コーヒートニックの特徴的な二層のツートンカラーを際立たせるには、細長い、縦長のグラスを使うといいでしょう。

縦長のグラスにも先に氷を入れ、さらに最初にガムシロップを入れます。ガムシロップはお好みにもよりますが、10mlぐらいが適量です。

ガムシロップとトニックウォーターが入ったグラスにコーヒーを注ぐとき、抽出したグラスのコーヒーを事前に混ぜてから注ぐようにしましょう。

また、氷に沿うようにして優しくゆっくりと入れてください。繰り返しになりますが、注ぐコーヒーの量は30mlです。絞ったレモンはそのままグラスに入れてもいいでしょう。

ツートンカラーの見た目もとても爽やかで、おいしそうに仕上がります。飲むときにはコーヒーとトニックウォーター、ガムシロップを軽く混ぜてから味わってください」(UCC)

トニックにオススメのコーヒー豆

自分で豆を挽いてコーヒートニックを作りたいとき、おすすめの豆の種類はありますか。

「コーヒートニックには、酸味がある爽やか系のコーヒー豆を選ぶのがいいと思います。ハワイコナやモカ、キリマンジャロやブルーマウンテンなどが、酸味があり爽やかな豆とされています」(UCC)

手軽に作れてアイスコーヒーよりも爽やかな味わいのコーヒートニックでのどを潤し、気分もリフレッシュして猛暑の夏を乗り切っていきましょう。

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参考資料など

取材協力・画像提供/UCCコーヒーアカデミー