国内:石川県能登地方でM4.0の地震
8日(土)21時36分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード4.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県珠洲市で最大震度3を観測しています。
数年にわたって続いている能登の地震で、震度3以上を観測するのは6月9日以来、約1か月ぶりです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、これまでの活動と同じタイプになっています。
能登では5月5日に一連の活動で最大のマグニチュード6.5の地震が発生した後、しばらくは活動が活発な状態が続きました。6月に入ってからは落ち着いていたものの、依然として有感地震は1週間に数回程度は起きている状況です。
数年にわたって続いている能登の地震で、震度3以上を観測するのは6月9日以来、約1か月ぶりです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、これまでの活動と同じタイプになっています。
能登では5月5日に一連の活動で最大のマグニチュード6.5の地震が発生した後、しばらくは活動が活発な状態が続きました。6月に入ってからは落ち着いていたものの、依然として有感地震は1週間に数回程度は起きている状況です。
国内:3日(月)に熊本県熊本地方で2回の有感地震
3日(月)3時09分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード3.1、深さ9kmと推定される地震が発生し、熊本県八代市で震度1を観測。
また、15時22分頃にも熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード2.5、深さ10kmと推定される地震が発生し、熊本県和泉町と福岡県大牟田市で震度1を観測しています。
前者の地震は2016年の熊本地震の震源域で起きており、後者の地震は2019年1月に発生した最大震度6弱の震源域で起きました。
いずれの地震も発生から時間が経っていますが、活動そのものは継続中です。活発化の兆候はみられていません。
また、15時22分頃にも熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード2.5、深さ10kmと推定される地震が発生し、熊本県和泉町と福岡県大牟田市で震度1を観測しています。
前者の地震は2016年の熊本地震の震源域で起きており、後者の地震は2019年1月に発生した最大震度6弱の震源域で起きました。
いずれの地震も発生から時間が経っていますが、活動そのものは継続中です。活発化の兆候はみられていません。
世界:南米・チリでM5.8の深発地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。最も大きな地震は南極海とサウスサンドイッチ諸島近海で発生したマグニチュード5.9です。
日本時間の6日(木)朝、南米のチリを震源とするマグニチュード5.9、深さ約132kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北東ー南西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
震源が深い深発地震だったため、地表付近での揺れはそれほど大きくなく、影響は出ていません。
チリ付近ではナスカプレートが南米プレートに沈み込んでいて、地震が多く発生しています。プレートの沈み込む境界はチリ沖では浅く、陸域に入るほど深くなっていて、今回の震源付近では深さ100~150kmのあたりで地震が多い傾向です。
今回の震源に近い所では2020年にマグニチュード6.8が発生し、古いものでは1950年にマグニチュード8.2の巨大地震が起きた記録が残っています。
日本時間の6日(木)朝、南米のチリを震源とするマグニチュード5.9、深さ約132kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北東ー南西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
震源が深い深発地震だったため、地表付近での揺れはそれほど大きくなく、影響は出ていません。
チリ付近ではナスカプレートが南米プレートに沈み込んでいて、地震が多く発生しています。プレートの沈み込む境界はチリ沖では浅く、陸域に入るほど深くなっていて、今回の震源付近では深さ100~150kmのあたりで地震が多い傾向です。
今回の震源に近い所では2020年にマグニチュード6.8が発生し、古いものでは1950年にマグニチュード8.2の巨大地震が起きた記録が残っています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。