火山性微動も2回発生
気象台によると、十勝岳では昨日4日(火)22時25分頃から、継続時間が約45分の振幅の小さな火山性微動が発生しました。火山性微動の発生に伴い、わずかな傾斜変動を観測しています。火山性微動の発生は昨年9月7日以来です。
火山性微動の発生以降、62ー2火口付近のごく浅い所を震源とする火山性地震がやや増加しています。速報値では昨日4日(火)の21時から今日5日(水)の10時までに45回、発生しました。
微動発生時の噴煙の状況は雲のため詳細は不明でしたが、5日(水)3時から7時頃には62-2火口の噴煙が最大で火口縁上300mまで上がっており、微動発生前と概ね同様な状況でした。
火山性微動の発生以降、62ー2火口付近のごく浅い所を震源とする火山性地震がやや増加しています。速報値では昨日4日(火)の21時から今日5日(水)の10時までに45回、発生しました。
微動発生時の噴煙の状況は雲のため詳細は不明でしたが、5日(水)3時から7時頃には62-2火口の噴煙が最大で火口縁上300mまで上がっており、微動発生前と概ね同様な状況でした。
防災上の警戒事項等
活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性があります。地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないでください。
火山性地震、火山性微動とは
火山体またはその周辺で発生する地震のことを火山性地震と呼びます。マグマの動きや熱水の活動などに関連して発生するものや、噴火に伴うものがあります。
火山によっては火山活動が活発化した際に多く発生する傾向がありますが、地震の増加が即、噴火につながるわけではありません。
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
» ウェザーニュース 火山情報
火山によっては火山活動が活発化した際に多く発生する傾向がありますが、地震の増加が即、噴火につながるわけではありません。
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
» ウェザーニュース 火山情報