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九州で1時間に50mm超の非常に激しい雨
線状降水帯が発生のおそれ

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2023/06/30 16:27 ウェザーニュース

上空の気圧の谷の接近に伴い、九州北部に活発な帯状の雨雲が形成されています。雨雲の下では1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降っており警戒が必要です。

今夜は次々に活発な雨雲が通過

九州では午前中から各地で雨雲が発達し、断続的に激しい雨が降っています。

朝鮮半島付近から進んできた上空の気圧の谷の影響で、15時前から長く伸びる帯状の雨雲が形成されてきました。雨雲の帯が通過した長崎市では15時17分までの1時間に57.5mmの非常に激しい雨を観測しています。

雨雲は動きが遅いため、同じ所では1時間前後、激しい雨が続くとみられます。1時間で50～80mmの雨が想定され、短い時間での道路冠水や、中小河川の急な増水などのおそれがあるため、警戒が必要です。
» 雨雲レーダー» 雨雲レーダー

今夜から明日7月1日(土)の早朝にかけては、断続的に活発な雨雲の帯が形成され、線状降水帯が発生する可能性があります。

これまでに降った雨に加えて、さらに激しい雨が降ることで、土砂災害や河川の増水、氾濫などの災害に繋がるおそれがあるため、今夜は厳重な警戒が必要です。
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