火山性微動も2回発生
気象台によると、雌阿寒岳では29日(木)15時頃からポンマチネシリ火口付近を震源とする振幅の小さな火山性地震が増加し、29日(木)15時から30日10時(金)までの地震回数が204回(速報値)となりました。また、この間に振幅が小さく継続時間の短い火山性微動が2回発生しています。
火山性地震の日回数が200回を超えるのは2018年11月23日以来5年ぶりで、火山性微動の発生は昨年8月27日以来です。
なお、ポンマチネシリ火口の噴気の状況や地殻変動の状況に特段の変化はありません。
火山性地震は30日(金)1時以降、徐々に減少していますが、過去には増減を繰り返す例があったことから、今後の火山活動の推移に注意してください。
火山性地震の日回数が200回を超えるのは2018年11月23日以来5年ぶりで、火山性微動の発生は昨年8月27日以来です。
なお、ポンマチネシリ火口の噴気の状況や地殻変動の状況に特段の変化はありません。
火山性地震は30日(金)1時以降、徐々に減少していますが、過去には増減を繰り返す例があったことから、今後の火山活動の推移に注意してください。
防災上の警戒事項等
火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、火口内や近傍では火山ガスや火山灰噴出に注意してください。
火山性地震、火山性微動とは
火山体またはその周辺で発生する地震のことを火山性地震と呼びます。マグマの動きや熱水の活動などに関連して発生するものや、噴火に伴うものがあります。
火山によっては火山活動が活発化した際に多く発生する傾向がありますが、地震の増加が即、噴火につながるわけではありません。
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
» ウェザーニュース 火山情報
火山によっては火山活動が活発化した際に多く発生する傾向がありますが、地震の増加が即、噴火につながるわけではありません。
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。
地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
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