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九州北部に土砂災害警戒情報
今後は線状降水帯が発生の可能性

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2023/06/30 10:35 ウェザーニュース

今日30日(金)は梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、九州を中心に断続的に激しい雨が降っています。一部の地域には土砂災害警戒情報が発表されており、今後は線状降水帯が発生の可能性もあるため厳重な警戒が必要です。
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1時間に50mm以上の非常に激しい雨を観測

九州では昨夜遅くから雨雲が発達し、1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が断続的に降っています。多い所では降りはじめからの雨量が200mmを超えてきました。

九州北部では土砂災害の危険度が高まっていて、「警戒」を示す赤色のエリアが広がり、一部には「危険」を示す紫色のエリアがみられます。10時00分の時点で福岡県、佐賀県、大分県の一部に土砂災害警戒情報が発表中です。
» 現在の土砂災害危険度

九州で線状降水帯が発生の可能性

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これから今夜にかけて梅雨前線はゆっくりと南下する予想となっています。

梅雨前線の南側には継続的に湿った空気が流入するため、九州では今夜から明日7月1日(土)にかけて、雨雲の発達しやすい状況が続く見込みです。気象台は線状降水帯が発生する可能性があると発表し、その場合は、災害発生の危険性がより高まります。

また、梅雨前線が近づく山陰や北陸などにも活発な雨雲がかかるとみられ、低気圧が近づく東北や北海道も日本海側を中心に活発な雨雲が通過し、1時間に30～50mmの激しい雨が降る予想です。九州以外の地域も警戒をしてください。
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これまでに雨に加え200～300mmの雨が降る予想

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7月2日(日)昼までの48時間予想積算雨量
これから2日(日)昼までの48時間の積算雨量は九州の多い所で200～300mm、北陸や東海で200mm前後に達する見込みです。

風の条件などが揃って線状降水帯が形成された場合は、局地的にこれより雨量が増加してもおかしくありません。また、前線の動きによっては2日(日)～3日(月)にかけても九州を中心に大雨が続く可能性があります。

気象情報を随時確認して、土砂災害や河川の増水、氾濫など大雨による災害が発生する前に、避難の判断を検討するようにしてください。
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