最盛期は「非常に強い台風」に相当
日本時間の5日(月)夜にアラビア海で発生した熱帯低気圧は北上しながら発達を続け、トロピカルサイクロン・Biparjoyとなりました。
ウェザーニュースで全世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターの解析では、発達のピークの11日(日)で中心付近の最大風速が45m/sと、「非常に強い台風」に相当する勢力になったとみられます。
その後は幾分、勢力を弱めたものの、14日(水)3時の中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/sと解析されています。
ウェザーニュースで全世界の熱帯低気圧を監視しているグローバルストームセンターの解析では、発達のピークの11日(日)で中心付近の最大風速が45m/sと、「非常に強い台風」に相当する勢力になったとみられます。
その後は幾分、勢力を弱めたものの、14日(水)3時の中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/sと解析されています。
日本時間の15日(木)夕方~夜に上陸予想
サイクロンは今後、やや東寄りに進路を変えて、日本時間の明日15日(木)夕方~夜にインドとパキスタンの国境付近に上陸する予想です。
上陸時も「暴風域」を伴うような勢力とみられるため、沿岸部を中心に風が吹き荒れます。風の予想ではサイクロンの中心の東~南側に平均風速30m/s近い領域が広がり、瞬間的には40m/sを超える暴風となる見込みです。
暴風に加えて激しい雨が降り、300mmを超えるような大雨となるおそれがあり、パキスタン最大の都市であるカラチも進路に近いことから、大きな災害につながらないか懸念されます。
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上陸時も「暴風域」を伴うような勢力とみられるため、沿岸部を中心に風が吹き荒れます。風の予想ではサイクロンの中心の東~南側に平均風速30m/s近い領域が広がり、瞬間的には40m/sを超える暴風となる見込みです。
暴風に加えて激しい雨が降り、300mmを超えるような大雨となるおそれがあり、パキスタン最大の都市であるカラチも進路に近いことから、大きな災害につながらないか懸念されます。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構