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同じ晴れでも体感に違い
西は蒸し暑く、北は清々しい

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2023/06/12 11:51 ウェザーニュース

今日12日(月)は梅雨前線から離れている北海道や九州で日差しの届いているところが多くなっています。どちらも気温が上がっていますが、空気の質が異なるため体感には大きな違いが生まれています。

九州は湿度が70%近い

梅雨前線は東日本から西日本の南岸付近に停滞しています。九州は他の地域に比べると前線から離れているため、北部や東シナ海側で朝から日差しが届いている状況です。

日差しによって気温はぐんぐん上がり、福岡県・久留米では11時28分に30.3℃を観測しました。前線付近の湿った空気に覆われているため湿度は高く、11時30分の湿度は59%となっています。福岡市の湿度はさらに高く、69%です。

北海道も、太平洋側では湿った空気の影響で雲が広がっているものの、風下側にあたる道央や道北、道東オホーツク海側では晴れているところが多くなっています。道内で最も気温が高いのは富良野の27.5℃です。ただ、空気は比較的乾燥していて、湿度は42%となっています。

ウェザーニュースアプリに寄せられた体感報告を見ると、九州は「ムシッと暑い」を選んでいる方が多い一方、北海道は「カラッと暑い」や「ちょうどいい」を選んでいる人が多く、湿度によって体感が異なっていることがわかります。

梅雨空の地域も湿度が高く不快な暑さ

東北から中国・四国にかけては、曇りや雨のすっきりしない空が広がっています。日差しが乏しい分、「ちょうどいい」の体感報告が多くなっていますが、「ムシッと暑い」の体感報告も多くある状況です。

雨があまり降らない日本海側を中心に、このあとも気温・湿度ともに高くなるとみられます。こまめな水分補給と通気性の良い服装で、体調管理をしっかりと行ってください。
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