衛星画像に煙がはっきりと写る
カナダの東部では5月末から山火事が続いていて、日本時間の8日(木)になっても各地で延焼している状況です。山火事で発生した大量の煙は、アメリカ大陸東岸の低気圧の周囲を吹く風によって南から南東方面に拡散し、ニューヨークなどを覆ってきています。
アメリカの気象衛星・GOESの画像でも、薄茶色をした煙とみられる領域がペンシルベニア州やニューヨーク州の広範囲を覆い、ニューヨークまで広がっていることがわかります。
アメリカの気象衛星・GOESの画像でも、薄茶色をした煙とみられる領域がペンシルベニア州やニューヨーク州の広範囲を覆い、ニューヨークまで広がっていることがわかります。
数日程度は同じような状況が継続か
アメリカ東岸の低気圧は動きが遅く、日本時間の9日(金)にかけて同じような気圧配置が続く見込みです。また、山火事が発生しているカナダでまとまった降水は予想されていません。
アメリカの北東部に煙の流入しやすい風向きも継続するため、火災の状況によっては今後、数日程度、ニューヨークなどで煙が流れ込むおそれがあります。煙による健康被害や、視程の低下による航空機への影響などが懸念されます。
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アメリカの北東部に煙の流入しやすい風向きも継続するため、火災の状況によっては今後、数日程度、ニューヨークなどで煙が流れ込むおそれがあります。煙による健康被害や、視程の低下による航空機への影響などが懸念されます。
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