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東北の各地でハロが出現
少し楕円の外接ハロが見えた所も

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2023/06/01 09:40 ウェザーニュース

今日6月1日(木)の東北は高気圧に覆われて晴れています。上空の高い所に薄い雲がかかって、各地でハロが現れました。一部では「外接ハロ」と呼ばれる現象も見られています。

今夜以降の天気の崩れを示唆

高気圧の中心が東に離れつつあるため、晴れている東北では上空の高い所に薄雲が広がってきています。薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで、光のリング・ハロが出現しました。

ハロは暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象で、通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

また、山形県ではハロとは別に少し外側に楕円形の光の見えている所があります。これはタンジェントアークが変化した「外接ハロ」です。タンジェントアークは太陽高度によって形を変え、55度に達すると楕円形となり、「外接ハロ」と呼ばれるようになります。

今日の虹色現象は今夜以降の天気の崩れを示唆しています。午後にかけては雲が厚みを増し、深夜から雨の降り出す所がある見込みです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
よりよりさん