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今年の梅は近年でベストの出来? 6月のお買い得が分かる“食材予報”

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2023/06/01 05:21 ウェザーニュース

野菜などの食材の出来や価格には、天候などさまざまなことが影響します。6月の野菜を中心とした食材の価格動向について、スーパーマーケット「アキダイ」(本社・東京都練馬区)の秋葉弘道社長に教えていただきます。

6月にお買い得になる食材は?

6月は、多くの野菜が買い求めやすくなりそうです。

「まず、旬を迎えているウメの実やラッキョウがすごく安いです。天候が良かったこともありますが、去年、一昨年はお家時間を利用して自作するのがブームでしたが、今年は落ち着いて需要が多くないと見込まれているからです。近年では一番安くなると思います。出来も非常によいので、やってみたい方にはチャンスですね。

キャベツ、レタスなど葉菜類もよいですね。今もすでに安めになっていますので、台風や長雨などの影響がなければ、6月も大丈夫でしょう。それからナス、トマト、キュウリなども安いです。去年高かったタマネギ、ジャガイモも、安くていい状態です」(秋葉社長)

6月に心配な食材は?

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高値が予想されている野菜もあります。

「価格が高めなのがカボチャです。6月になると輸入ものから国産品に切り替わるので、今まで高値だったのが少しは落ち着きます。輸入カボチャは、世界的な物価高のほか、気候変動や生産地ニュージーランドの洪水被害、輸送コスト高騰などの影響を受け、平年の2~3倍でした。

国産ものが出回ってきて、やっと価格が落ち着きを取り戻してきている状態です。ただ平年並みにはならず、まだしばらく高値が続くでしょう。

えのき、舞茸などのきのこ類は値上がりします。これは生産に使う機器の電気代が上がっているので、生産量を調整しているためです。

長芋も高くなりそうです。既にちょっと上がってきていて、6月はさらに上がるでしょう。長芋は主に東北で生産されていますが、雨が多すぎて生育障害が起き、全体量が少なくなってしまったからです」(秋葉社長)

他にも気になる情報があります。

「バナナも高めです。暑くなってくる時期はバナナの値段は下がるものなのですが、数年前と比べると高値です。輸送費と、コロナ禍でバナナの人気も上がっていた影響です。この後は下がってもおかしくないのですが、どこまで下がるのかと注目しています。

一番高いと感じるのは卵ですね。5月よりは多少下がりますが、去年並みになることは100%ないでしょう。1月の初旬を除くと1年中で一番値段が落ち着くはずなのですが、そこまで下がりません。食費の家計の負担も上がっていて、お客様の卵の価格への関心度が高いです。

6月は、割と一般的な野菜が安くなりそうなので、そういうものを中心に買い物していただくとよいと思います」(秋葉社長)

梅雨から夏にかけては、食欲が落ちたり体調を崩しやすい時期でもあります。新鮮でお買い得なものを上手に使い、しっかり食べていきたいですね。
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