コーヒーメーカーも汚れる!?
コーヒーメーカーで使うのはコーヒーの粉と水だけなので、カビや汚れについてあまり考えませんでした。
「コーヒーメーカーは、使っているうちに『湯垢』や『コーヒー渋』などがついてきます。
湯垢は、湯に含まれているカルシウムなどのミネラル分が石灰化して付着したもので、カビの栄養源となります。また、コーヒー渋やコーヒーの粉の細かいカスも付着します。これらもカビの栄養源になります。
コーヒーメーカーのカビ対策は、使用後どのようなお手入れをするかにかかっています。ただし、大変なことはありません。ポイントを押さえて行えば、簡単に清潔に保てます」(穂苅さん)
「コーヒーメーカーは、使っているうちに『湯垢』や『コーヒー渋』などがついてきます。
湯垢は、湯に含まれているカルシウムなどのミネラル分が石灰化して付着したもので、カビの栄養源となります。また、コーヒー渋やコーヒーの粉の細かいカスも付着します。これらもカビの栄養源になります。
コーヒーメーカーのカビ対策は、使用後どのようなお手入れをするかにかかっています。ただし、大変なことはありません。ポイントを押さえて行えば、簡単に清潔に保てます」(穂苅さん)
簡単にきれいになるお手入れ
コーヒーメーカーの正しいお手入れ法を教えていただきましょう。
「コーヒーメーカーを使った後にお手入れを行います。1日に複数回使う場合は、最後のタイミングでもかまいません。使った後に内部が濡れた状態で放置すると、カビの好む環境になってしまいます。使い終わったらできるだけ早くパーツを洗い、内部を乾かしましょう」(穂苅さん)
【使った後のお手入れ】
(1)給水タンク、パーツを外して水洗いする
(2)本体の水滴等を固く絞ったタオルで拭く
(3)パーツを完全に乾かす
「パーツは、洗剤は使わず流水とスポンジで洗います。洗剤の香りがパーツに残ると、コーヒーの味や香りに影響を与えてしまうので、よほど汚れた時以外洗剤は使いません。乾いたら、埃が入らないようカバーは戻すか、通気性のよい布で覆っておきます。
コーヒーメーカー本体の保管場所も重要です。キッチンやリピングに出しておくか、食器棚の上など通気性の良い場所がオススメです。湿気の溜まりやすいシンク下や床下収納は避けましょう」(穂苅さん)
「コーヒーメーカーを使った後にお手入れを行います。1日に複数回使う場合は、最後のタイミングでもかまいません。使った後に内部が濡れた状態で放置すると、カビの好む環境になってしまいます。使い終わったらできるだけ早くパーツを洗い、内部を乾かしましょう」(穂苅さん)
【使った後のお手入れ】
(1)給水タンク、パーツを外して水洗いする
(2)本体の水滴等を固く絞ったタオルで拭く
(3)パーツを完全に乾かす
「パーツは、洗剤は使わず流水とスポンジで洗います。洗剤の香りがパーツに残ると、コーヒーの味や香りに影響を与えてしまうので、よほど汚れた時以外洗剤は使いません。乾いたら、埃が入らないようカバーは戻すか、通気性のよい布で覆っておきます。
コーヒーメーカー本体の保管場所も重要です。キッチンやリピングに出しておくか、食器棚の上など通気性の良い場所がオススメです。湿気の溜まりやすいシンク下や床下収納は避けましょう」(穂苅さん)
水垢・コーヒー渋の落とし方
コーヒーメーカー本体内部に水垢やコーヒー渋がついてしまったら、クエン酸や重曹できれいにします。
【水垢の落とし方】
(1)タンク満杯に水を注ぎ、クエン酸を溶かす
(2)ドリップする(コーヒーの粉は入れない)
(3)水垢が落ちるまで、数回ドリップを繰り返す
(4)水だけでドリップし、クエン酸を洗い流す
※取扱説明書に記載があればそちらに従う
「湯垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使って除去します。使用するクエン酸の量は、3%になるよう計算します。最初は濁ったお湯が出てくるので、これが透明に近くなるまで2〜3回繰り返しましょう」(穂苅さん)
【コーヒー渋の落とし方】
(1)重曹を湯に溶かして冷ます
(2)タンクに1を入れ、ドリップする
(3)汚れが落ちるまで、数回ドリップを繰り返す
(4)水だけでドリップし、重曹を洗い流す
「コーヒーは弱酸性なので、コーヒー渋は重曹を使って落とします。使う重曹は、タンクの水の1%です。重曹は水に溶けにくいので、タンクに残ってしまうことを防ぐため、あらかじめ湯に溶かします。温度が高いと変形のもとになるので、タンクには冷ましてから注ぎましょう。
本体のお手入れは、コーヒーメーカーの使用頻度にもよりますが月1回~半年に1回が目安です。クエン酸と重曹を使うので、高頻度がよいというわけではありません。
クエン酸と重曹で掃除をする方法を紹介しましたが、メーカーから出ている専用洗浄剤を使ってもよいでしょう。なお、コーヒーメーカーは電気製品なので、コンセントなどに水がかかると故障の危険があります。本体を水洗いするのは止めましょう」(穂苅さん)
【水垢の落とし方】
(1)タンク満杯に水を注ぎ、クエン酸を溶かす
(2)ドリップする(コーヒーの粉は入れない)
(3)水垢が落ちるまで、数回ドリップを繰り返す
(4)水だけでドリップし、クエン酸を洗い流す
※取扱説明書に記載があればそちらに従う
「湯垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使って除去します。使用するクエン酸の量は、3%になるよう計算します。最初は濁ったお湯が出てくるので、これが透明に近くなるまで2〜3回繰り返しましょう」(穂苅さん)
【コーヒー渋の落とし方】
(1)重曹を湯に溶かして冷ます
(2)タンクに1を入れ、ドリップする
(3)汚れが落ちるまで、数回ドリップを繰り返す
(4)水だけでドリップし、重曹を洗い流す
「コーヒーは弱酸性なので、コーヒー渋は重曹を使って落とします。使う重曹は、タンクの水の1%です。重曹は水に溶けにくいので、タンクに残ってしまうことを防ぐため、あらかじめ湯に溶かします。温度が高いと変形のもとになるので、タンクには冷ましてから注ぎましょう。
本体のお手入れは、コーヒーメーカーの使用頻度にもよりますが月1回~半年に1回が目安です。クエン酸と重曹を使うので、高頻度がよいというわけではありません。
クエン酸と重曹で掃除をする方法を紹介しましたが、メーカーから出ている専用洗浄剤を使ってもよいでしょう。なお、コーヒーメーカーは電気製品なので、コンセントなどに水がかかると故障の危険があります。本体を水洗いするのは止めましょう」(穂苅さん)
カビが生えてしまったら?
カビが生えてしまったら、どうしたらよいのでしょうか。
「カビを見つけたら、早めに落とします。臭いや傷などのもとになるので、洗剤や漂白剤、ブラシは使いません」(穂苅さん)
【カビの落とし方】
(1)カビのついたパーツを外す
(2)65℃のお湯に10分程度浸け置きする
(3)特に気になる部分を、柔らかいスポンジでこする
(4)本体のカビは消毒用エタノールを吹きかけ、乾いたタオルで拭き取る
「2は、『80℃のお湯を10秒以上かける』でもかまいません。
前述のお手入れを行なっていれば、カビが生えることはめったにありません。コーヒーの味や香りを存分に楽しむためにも、適切なお手入れが大切です」(穂苅さん)
すでに梅雨入りした地域もあります。ジメジメしたなかでも美味しいコーヒーで気分転換できるよう、コーヒーメーカーのお手入れをしておきましょう。
» アプリ お天気ニュース記事一覧» お天気ニュース記事一覧
「カビを見つけたら、早めに落とします。臭いや傷などのもとになるので、洗剤や漂白剤、ブラシは使いません」(穂苅さん)
【カビの落とし方】
(1)カビのついたパーツを外す
(2)65℃のお湯に10分程度浸け置きする
(3)特に気になる部分を、柔らかいスポンジでこする
(4)本体のカビは消毒用エタノールを吹きかけ、乾いたタオルで拭き取る
「2は、『80℃のお湯を10秒以上かける』でもかまいません。
前述のお手入れを行なっていれば、カビが生えることはめったにありません。コーヒーの味や香りを存分に楽しむためにも、適切なお手入れが大切です」(穂苅さん)
すでに梅雨入りした地域もあります。ジメジメしたなかでも美味しいコーヒーで気分転換できるよう、コーヒーメーカーのお手入れをしておきましょう。
» アプリ お天気ニュース記事一覧» お天気ニュース記事一覧
参考資料など
取材協力/ハーツリッチ株式会社(https://haezclean.com/)