メロンは果肉の色、網目の有無で分けられる
「日本で流通しているメロンは主に、果肉の色で青肉、赤肉、白肉の3種類、網目(ネット)の有(ネットメロン)無(ノーネットメロン)で2種類に分けられます。たとえば青肉で網目があるのはアールス(マスク)メロン、赤肉で網目があるのが夕張メロン、白肉で網目がないのがホームランメロンなどです。
種類や完熟度によりますが、一般的には青肉メロンより赤肉メロンの方が果肉が柔らかい傾向にあります。また網目のないメロンは比較的果肉がしっかりしている特徴があります」(吉田さん)
種類や完熟度によりますが、一般的には青肉メロンより赤肉メロンの方が果肉が柔らかい傾向にあります。また網目のないメロンは比較的果肉がしっかりしている特徴があります」(吉田さん)
おいしいメロンの選び方
スーパーなどでメロンも並び始めましたが、よりおいしいメロンを選ぶためのコツはありますか。
「まず、メロンを見て全体的に左右対称で変形がない、持った時に見た目より重さがあり、全体的にハリがあるもの、実から縦に伸びる軸(果梗:かこう)が太くて短いものがおいしいメロンの目安となります。また、横方向に伸びるツルが枯れて細くしなびてきているものは、適度に熟していて食べ頃のサインとなります」(吉田さん)
「まず、メロンを見て全体的に左右対称で変形がない、持った時に見た目より重さがあり、全体的にハリがあるもの、実から縦に伸びる軸(果梗:かこう)が太くて短いものがおいしいメロンの目安となります。また、横方向に伸びるツルが枯れて細くしなびてきているものは、適度に熟していて食べ頃のサインとなります」(吉田さん)
ネットメロンは網目も手がかり
ネットメロンはさらに網目を見ると良いそうです。
「ネットメロンは成長していく過程で、果肉が果皮よりも大きくなるスピードが速いため、果皮が成長に追いつけずヒビが入ります。このヒビをふさごうとしてできたコルク層が網目、ネットになります。
この網目は果実が毎日適正に管理され健全な状態で育てられると、全体に細かく均一に入り、盛り上がってきます。こういう網目のメロンは良品といわれています。
ただし、アムスメロンは縦に緑のラインが入り、その部分にネットはありませんが、それがアムスの特徴なので全体をよく観察しておいしそうなものを選んでください」(吉田さん)
プリンスやハニーデューなどのノーネットメロンは、斑点や強いスジが入っていないものを選ぶと良いそうです。
メロンは約90%が水分ですが、余分な塩分を排出する効果があるカリウムが豊富に含まれています。また、赤肉メロンは、抗酸化作用があるといわれるβ-カロテンも多く含まれています。
露地栽培は今頃から7月ぐらいまでがトップシーズンです。甘くてみずみずしいメロンを上手に選んでおいしくいただきましょう。
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「ネットメロンは成長していく過程で、果肉が果皮よりも大きくなるスピードが速いため、果皮が成長に追いつけずヒビが入ります。このヒビをふさごうとしてできたコルク層が網目、ネットになります。
この網目は果実が毎日適正に管理され健全な状態で育てられると、全体に細かく均一に入り、盛り上がってきます。こういう網目のメロンは良品といわれています。
ただし、アムスメロンは縦に緑のラインが入り、その部分にネットはありませんが、それがアムスの特徴なので全体をよく観察しておいしそうなものを選んでください」(吉田さん)
プリンスやハニーデューなどのノーネットメロンは、斑点や強いスジが入っていないものを選ぶと良いそうです。
メロンは約90%が水分ですが、余分な塩分を排出する効果があるカリウムが豊富に含まれています。また、赤肉メロンは、抗酸化作用があるといわれるβ-カロテンも多く含まれています。
露地栽培は今頃から7月ぐらいまでがトップシーズンです。甘くてみずみずしいメロンを上手に選んでおいしくいただきましょう。
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