噴火警戒レベルは1を継続
吾妻山では2月頃から低周波地震の発生頻度が上がっています。さらに今日14時19分頃には火山性微動が発生しました。これまでに観測した火山性微動に比べると継続時間は短く、振幅は小さくなっています。吾妻山で火山性微動を観測するのは2022年8月7日以来です。
火山性地震の増加はなく、監視カメラによる観測でも、大穴火口付近及びその周辺の噴気の状況や地熱域に特段の変化は認められません。
現在は噴火警戒レベルはレベル1(活火山であることに留意)が継続中です。今後、より大きな火山性微動の発生など、火山活動が高まった場合は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げる可能性がありますので、今後の火山活動に注意が必要です。
火山性地震の増加はなく、監視カメラによる観測でも、大穴火口付近及びその周辺の噴気の状況や地熱域に特段の変化は認められません。
現在は噴火警戒レベルはレベル1(活火山であることに留意)が継続中です。今後、より大きな火山性微動の発生など、火山活動が高まった場合は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げる可能性がありますので、今後の火山活動に注意が必要です。
火山性微動、低周波地震とは?
火山性地震とは火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長いもので、震動の始まりと終わりがはっきりしないことが特徴です。地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
低周波地震は通常の地震波よりも周波数の低い微小な揺れで、 活動的な火山の地下で低周波地震が発生するケースがあることから、火山活動の監視などに活かされています。
大穴火口や燕沢火口列周辺では、火山ガスの噴出が認められており熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水等が突発的に噴出する可能性があります。また、硫黄平橋周辺でも火山ガスに注意が必要です。地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
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低周波地震は通常の地震波よりも周波数の低い微小な揺れで、 活動的な火山の地下で低周波地震が発生するケースがあることから、火山活動の監視などに活かされています。
大穴火口や燕沢火口列周辺では、火山ガスの噴出が認められており熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水等が突発的に噴出する可能性があります。また、硫黄平橋周辺でも火山ガスに注意が必要です。地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
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