上空は南西の風が強まる
8時前から現れ始めた富士山頂付近の笠雲は、だんだんと大きくなってきました。上空は南西の風が強く吹いていて、静岡県富士宮市・朝霧高原から見る笠雲は、北東側に伸びている様子がわかります。
笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲です。山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすくなります。
笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲です。山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすくなります。
笠雲ができる仕組み
強い風が山にぶつかると、両側や上方に風の流れが変わります。空気が湿っていると、空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲が出来て、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
今日は西から近づく前線の影響で富士山付近に湿った空気が流れ込んで、笠雲が現れています。天気はこの後、下り坂で、夜には富士山周辺で雨が降り出す見込みです。
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時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲が出来て、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
今日は西から近づく前線の影響で富士山付近に湿った空気が流れ込んで、笠雲が現れています。天気はこの後、下り坂で、夜には富士山周辺で雨が降り出す見込みです。
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