日本で日食が見られる地域は?
今回、日本で部分日食を見ることができる地域は限られています。
▼日本で見られる地域
関東南部や東海の一部地域、伊豆諸島、小笠原諸島、近畿南部、四国南部、九州南部、南西諸島
▼日本で見られる地域
関東南部や東海の一部地域、伊豆諸島、小笠原諸島、近畿南部、四国南部、九州南部、南西諸島
月食とは違い、日食が起こる時刻や太陽の欠け具合などは場所により異なります。今回は南西諸島や小笠原諸島など、南の地域ほど太陽の欠け具合が大きく、食の継続時間は長い予想です。
沖縄県・那覇では、13時35分頃に日食が始まり、14時21分頃に食のピークを迎えます。日食の継続時間は約1時間30分で、ピーク時の食分は0.150です(太陽の直径の15%が隠される)。
沖縄県・那覇では、13時35分頃に日食が始まり、14時21分頃に食のピークを迎えます。日食の継続時間は約1時間30分で、ピーク時の食分は0.150です(太陽の直径の15%が隠される)。
当日の天気は?
20日(木)は低気圧の接近に伴い、九州南部や沖縄は厚い雲が広がり、日食を観測するのが難しくなりそうです。小笠原諸島も雲の多い空となりそうです。
そのほかの各地でも、上層の薄い雲が広がる可能性がありますが、日食は見られるチャンスがあります。薄雲越しであっても、決して肉眼では観察しないようにしてください。
そのほかの各地でも、上層の薄い雲が広がる可能性がありますが、日食は見られるチャンスがあります。薄雲越しであっても、決して肉眼では観察しないようにしてください。
日食の観測方法と注意点
日食を観測する際は、肉眼で直接見ることはもちろん、サングラスや雲越しの観測も危険のため、絶対にしないでください。
必ず「日食グラスなど太陽観測用の減光フィルターを用いた道具」を使うようにしてください。
「ピンホール・木漏れ日・手鏡」などによって出来る影から、太陽の欠けた様子を安全に楽しみこともできます。
次回、日本で日食が起こるのは2030年6月1日です。この時は日本全国で部分日食となり、北海道の大部分では金環日食を見ることができます。
「ピンホール・木漏れ日・手鏡」などによって出来る影から、太陽の欠けた様子を安全に楽しみこともできます。
次回、日本で日食が起こるのは2030年6月1日です。この時は日本全国で部分日食となり、北海道の大部分では金環日食を見ることができます。
参考資料など
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/