中国華北では大量の黄砂で視程が低下
大陸のゴビ砂漠で巻き上がられた黄砂が東に進み、衛星写真では中国東北エリアや華北エリア、山東半島周辺に広がっていることが確認できます。一部の黄砂は沿海州や北海道の一部にもかかっています。華北エリアでは視程(水平方向の見通しの効く距離)が2kmまで低下しています。
明日は日本に飛来するおそれ
今日11日(火)の夜から明日12日(水)にかけて、日本海から進んでくる前線が日本列島を通過します。前線通過後は西風が強まり、大陸の黄砂が日本にも飛来する予想で、日本海側を中心に霞んだ空になる予想です。
日本国内で黄砂が観測されれば、3月24日に新潟で観測して以来で今年2回目です。全国11の観測地点のうち、5地点以上で観測されれば2021年5月9日以来で2年ぶりとなります。
北日本の日本海側では明日12日(水)の午後から明らかに霞んだ空になり、13日(木)にかけて車のボンネットやベランダにうっすらと黄砂が積もる可能性があります。雨が止んでも洗濯物の外干しは控えた方が安心です。
その他のエリアでも黄砂の影響でややボンヤリと霞んだ空になる可能性があります。生活に大きな影響はないとみていますが、花粉症や呼吸器などの疾患がある方は念のため黄砂の影響で症状が悪化しないように注意してください。
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日本国内で黄砂が観測されれば、3月24日に新潟で観測して以来で今年2回目です。全国11の観測地点のうち、5地点以上で観測されれば2021年5月9日以来で2年ぶりとなります。
北日本の日本海側では明日12日(水)の午後から明らかに霞んだ空になり、13日(木)にかけて車のボンネットやベランダにうっすらと黄砂が積もる可能性があります。雨が止んでも洗濯物の外干しは控えた方が安心です。
その他のエリアでも黄砂の影響でややボンヤリと霞んだ空になる可能性があります。生活に大きな影響はないとみていますが、花粉症や呼吸器などの疾患がある方は念のため黄砂の影響で症状が悪化しないように注意してください。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構