チューリップは大きく分けて2種類
チューリップには、大きく分けて原種と交配種があります。
「原種は丈が低く葉がほっそり、花も小さめで早く咲き、野趣に富んだ姿をしています。日当たりと水はけなどの条件が良ければ、2~3年植えっ放しにしても咲き続ける強さを持っています。
一方、交配種は種類が多く、バラエティ豊かな色や花の形をしています。開花時期も3月下旬から5月下旬までと広いので、長い間色々な種類を楽しむことができます。強い性質なので、健全な球根を選んで適切な時期に植え付ければ、間違いなく花が咲きます」(サカタのタネ)
「原種は丈が低く葉がほっそり、花も小さめで早く咲き、野趣に富んだ姿をしています。日当たりと水はけなどの条件が良ければ、2~3年植えっ放しにしても咲き続ける強さを持っています。
一方、交配種は種類が多く、バラエティ豊かな色や花の形をしています。開花時期も3月下旬から5月下旬までと広いので、長い間色々な種類を楽しむことができます。強い性質なので、健全な球根を選んで適切な時期に植え付ければ、間違いなく花が咲きます」(サカタのタネ)
2年目に花が咲かない理由
育てやすいチューリップですが、1年目はきれいに咲いても2年目になったら花が咲かなかった、という声を聞きます。
「1年目は良く咲きますが、2年目は2〜4球に分球(球根が分かれる)するので、最初に植えた時の半分以下の大きさになってしまい、花が咲かなくなる確率が高くなります。
チューリップは花が咲くと急に球根が消耗する性質があるため、小球性の原種を除いては、2年目は花が咲かない可能性が高くなります」(サカタのタネ)
しかし、2年目以降に花を咲かせる方法もあると言います。
「1年目は良く咲きますが、2年目は2〜4球に分球(球根が分かれる)するので、最初に植えた時の半分以下の大きさになってしまい、花が咲かなくなる確率が高くなります。
チューリップは花が咲くと急に球根が消耗する性質があるため、小球性の原種を除いては、2年目は花が咲かない可能性が高くなります」(サカタのタネ)
しかし、2年目以降に花を咲かせる方法もあると言います。
花後の管理が重要
チューリップを2年目も咲かすための開花後の管理手順を教えてもらいました。
「まずは球根を大きくすることがポイントになります。葉をできるだけ枯らさないようにして、球根に養分が送られるようにします。
そのためには、花が咲き終わったら、花がらを摘み取り、肥料を施します。その後、葉が黄色くなってきたら球根を掘り上げて風通しの良い日陰で乾燥させます。
乾燥したら葉と根を取り除いて、直径3.5cmを目安に大小を選別し、ネット袋などに入れて風通しの良い日陰で保存してください。大きい方は2年目も咲く可能性がありますので、適期に植え付けます。
一方、小さい方は球根を大きくするため、2年目は咲かせずに花壇の一角にまとめて深めに植え付けておきます。これで球根が大きくなったら、翌年は花が期待できます」(サカタのタネ)
チューリップの開花後は、全国的に気温が上がる時期にあたります。チューリップは急に気温が上がると葉が枯れてしまうことがあるので気をつけてください。
2年目以降もきれいに咲くように、球根を上手に育てましょう。
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「まずは球根を大きくすることがポイントになります。葉をできるだけ枯らさないようにして、球根に養分が送られるようにします。
そのためには、花が咲き終わったら、花がらを摘み取り、肥料を施します。その後、葉が黄色くなってきたら球根を掘り上げて風通しの良い日陰で乾燥させます。
乾燥したら葉と根を取り除いて、直径3.5cmを目安に大小を選別し、ネット袋などに入れて風通しの良い日陰で保存してください。大きい方は2年目も咲く可能性がありますので、適期に植え付けます。
一方、小さい方は球根を大きくするため、2年目は咲かせずに花壇の一角にまとめて深めに植え付けておきます。これで球根が大きくなったら、翌年は花が期待できます」(サカタのタネ)
チューリップの開花後は、全国的に気温が上がる時期にあたります。チューリップは急に気温が上がると葉が枯れてしまうことがあるので気をつけてください。
2年目以降もきれいに咲くように、球根を上手に育てましょう。
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参考資料など
取材協力/サカタのタネ「園芸通信」(https://sakata-tsushin.com)